原田そよ議会報告 2025年11月 そよかぜ第124号

6月議会で不採択になった請願が、「趣旨採択」で採択されました。

「ジェノサイド条約は日本国憲法の理念により、早急に政府は批准するように求める」請願

9月16日に国連人権理事会でイスラエルのジェノサイドが認定されました。
これで局面が変わりました。すでに現在では7万人にのぼる死者が出ている上に、食料、医薬品、水などの生活物資の搬入がイスラエルによって止められています。77年間、炎天下や、雪の降る冬も寝るところもなく、ビニール類の仮設テントで身を寄せ合ってかろうじて生きているパレスチナ難民たち。 その頭上を大型爆弾の雨を降らせて殺戮しているイスラエル軍です。 “原田そよ議会報告 2025年11月 そよかぜ第124号” の続きを読む

原田そよ議会報告 2025年11月 そよかぜ第124号

9月議会の一般質問よりその2

赤磐市にはゴミの最終処分場はありません。

14年前には一度20億円の予算(合併特例債)を付けて熊山地区の石蓮寺に建設することを決めていました。しかし、12年前の市長選挙で、熊山の市立病院を診療所にすることをめぐって、市長選挙の争点になり、市民病院を残すことを訴えた友実前市長が選挙に勝ったにもかかわらず、診療所にしたことで、石蓮寺の最終処分場は認めない!という民意が固まった。 “原田そよ議会報告 2025年11月 そよかぜ第124号” の続きを読む

原田そよ議会報告 2025年11月 そよかぜ第124号

9月議会の一般質問より

「ガソリンスタンド併設型コストコの出店による、地域密着型商業施設ガソリンスタンド経営にかかる影響回避と地域密着型中小企業に対する影響回避についての請願」

6月議会に提出された上記の請願は昨年12月議会、今回の6月議会と2度にわたって提出されましたが、2度とも否決されました。 “原田そよ議会報告 2025年11月 そよかぜ第124号” の続きを読む

原田そよ議会報告 2025年11月 そよかぜ第124号

令和の米騒動から1年が過ぎました。
生産者からみれば赤字続きで、年齢や機械が壊れた時点で止めようと思っていた農家にとって、米価が上がり一息つきました。石破政権は「増産に舵をきる」「食料安全保障政策の半世紀ぶりの大改革」と意気込んでいました。
しかしわずか3か月で高市政権になったとたん、「需要に応じた生産」と、これまでの減反政策の決まり文句に変わりました。
さらに石破氏は米価について5キロ当たり3千円台でなければならない、と明言しました。しかし鈴木新農水相は「価格に関与すべきでない」とし、石破氏の改革は3か月で消えてしまいました。
コロコロ変わる「猫の目農政」を止め、農家が儲かる基盤を築けなければ10年後には米を自給できない事態に陥ると指摘されています。 “原田そよ議会報告 2025年11月 そよかぜ第124号” の続きを読む

原田そよ議会報告 2025年7月 そよかぜ第123号

6月議会の一般質問

「赤磐市の職場におけるハラスメントの防止に関する要項」に令和2年に10人の保育士たちが、ハラスメントを受けたと訴えました。
市は要項にそって、調査した結果以下のとおり審査会の修了書が2年後の令和4年5月に提出されています。 “原田そよ議会報告 2025年7月 そよかぜ第123号” の続きを読む

原田そよ議会報告 2025年7月 そよかぜ第123号 請願第5号、6号

私は怒りまくっています。市民の生命・財産を守り、暮らしに寄り添うために議会は執行部の監視を行う役割を担っています。
にもかかわらず、市民の切実な要望を握りつぶすように、否決する議会なんて、あってはなりません。 議会の中でも議論していきます。 “原田そよ議会報告 2025年7月 そよかぜ第123号 請願第5号、6号” の続きを読む

原田そよ議会報告 2025年7月 そよかぜ第123号 請願第3号

6月議会は請願の件数が4件と多かったのですが、そのいくつかの議論について、みなさんに報告しなければなりません。

請願第3号 『ガソリンスタンド併設型コストコの出店による地域密着型商業施設ガソリンスタンド経営に係る影響回避と、地域密着型中小企業に対する影響回避についての請願』

“原田そよ議会報告 2025年7月 そよかぜ第123号 請願第3号” の続きを読む

原田そよ議会報告 2025年7月 そよかぜ第123号

今年の梅雨は、雨が降らないまま終わってしまったような短さでした。野菜や、果物にとって必要な時に降らなかったため、生産者は苦労されています。
注目の河本・岩田地区の新拠点計画{産業振興ゾーン(4,1h)}に(株)ナカシマホールディングスのグループ会社が進出を希望されています。この間もっぱら話題は{賑わい交流ゾーン}のコストコばかりでしたが、産業建設委員会は視察に行って、企業誘致として大手のナカシマホールディングスの新会社から、本社機能を含め、工場進出の計画についてプレゼンを受けたそうです。 製造工場と本社機能まで進出されれば、雇用など期待の持てる事業になりそうです。 “原田そよ議会報告 2025年7月 そよかぜ第123号” の続きを読む

原田そよ議会報告 2025年5月 そよかぜ第122号

3月議会の一般質問から

友實市長最後の答弁

今からみれば、友實市長最後の答弁でしたが、この3期12年間で一番最悪な答弁になっていました。

まず、コストコ誘致の道路建設の議論の中で、友實市長は「長尾地区で整備された山陽浄化センターのために市道を整備した。これが山陽総合流通センターのための道路であり、今回の開発計画の幹線道路と同じものだ」と答弁されました。 “原田そよ議会報告 2025年5月 そよかぜ第122号” の続きを読む

原田そよ議会報告 2025年5月 そよかぜ第122号

今こそ米の価値が見直される時です。
遅きに失する感はありますが、
国の農業政策の破綻が
決定的になったと思います。

世界は、地政学的な紛争、戦争状態から脱することができず、アメリカのトランプ大統領は関税圧力で、一国主義を標榜し、気候変動に対する責任を放棄し、ジェノサイドを許し、世界の人権主義を投げ捨てています。アメリカ国内でも多くの国民が抗議の運動に立ち上がっているようです。 “原田そよ議会報告 2025年5月 そよかぜ第122号” の続きを読む

原田そよ議会報告 2025年5月 そよかぜ第122号

初夏のさわやかな風を感じられる季節になりました。
米農家はいつものように田植えの準備に忙しくなります。しかし今年は全国で農家が行動を起こしています。

農家・市民の連帯が全国14都道府県でとどろいた!

3月末「令和の百姓一揆」として全国14都道府県で同時多発のデモがおこなわれています。東京では「農村から離農が進む」と危機感を共有しようと農家や市民4,500人と33台のトラクターで都内をデモ行進しています。実行委員代表の菅野さんは「農民の時給はわずか。農民が消え、作物が消え、村が消えてしまう」との思いから仲間と呼びかけ広がった。トラクターに乗って参加した奈良県果樹農家の稲田博子さんは、「食べる人とつながりたい」市民の声では「今までの米価が適正だったか、食べる側こそ考えなくてはならない」。農家の声は「農は国防」「村なくして米なし」「NO RICE NO LIFE 」「万人直耕」。農業を続けられる政策を求めて。
赤磐市でも交流を始めましょう! “原田そよ議会報告 2025年5月 そよかぜ第122号” の続きを読む

原田そよ議会報告 2025年1月 そよかぜ第121号

・「ふるさと納税」で市長が1人勝ちすることはゆるせない!。

岩手県滝沢市の市長がふるさと納税に、農家である市長の米を返礼品で300万円儲けたのは、けしからん!というテレビ報道がされました。
滝沢市の市民は「公平ではない」「許せない」「市内の米農家はいっぱいいるのに」など憤りの声が報道されています。地元弘前大学の学者のコメントが「公共事業と同じように、市長は高い倫理観が求められているのに欠如していると言わざるを得ない」です。 “原田そよ議会報告 2025年1月 そよかぜ第121号” の続きを読む

原田そよ議会報告 2025年1月 そよかぜ第121号

12月議会 一般質問から

・今話題の「コストコ」誘致のための立地適正化計画とは

立地適正化計画とは、国が地方の人口減少に対して効率化を進め将来の自体体の広域化を目指すための計画です。
しかしこの計画によって岩田、河本地区を中心とする市内17%の地区と周辺部が「にぎわう」だけで、その他83%の田園エリアと言われる地区は人口減少が加速し、格差によって市民サービスや、子どもたちの教育の機会均等、商業施設や、ガソリンスタンドの撤退、公共交通の格差、など深刻な事態を迎えることでしょう。 “原田そよ議会報告 2025年1月 そよかぜ第121号” の続きを読む

原田そよ議会報告 2025年1月 そよかぜ第121号

あたたかな年末年始となりました。
インフルエンザやコロナが未だ流行しているようです。くれぐれも体調管理にご注意ください。

12月議会では改めて、とんでもない事実が明らかになりました。市長の妻名義の会社が「赤磐市のふるさと納税」で、収入が2,650万円になっています。
赤磐市がふるさと納税を始めて以来、ずっと売り上げダントツ1位で、1,000万円以上、令和3年は2,650万円と売り上げを伸ばしています。
市長が「市の事業であるふるさと納税」で、いつもトップの売り上げで、数千万円の収入を得ていることに「公共事業と同様に市民は見ているのに、市長は高い倫理観が欠如していると言わざるを得ない」と弘前大学の学者は指弾しています。 (詳細) “原田そよ議会報告 2025年1月 そよかぜ第121号” の続きを読む

[お知らせ]

議会報告会を行います! どなたでもご参加ください。
4年間を振り返り、課題の整理、将来の展望などみなさんと語り合いたいと思います。

11月23日(土)午前10時~正午 桜が丘いきいき交流センター(講座室2)
11月24日(日)午前10時~正午 赤坂公民館(会議室)

原田そよ議会報告 2024年11月 そよかぜ第120号

子育てのレスパイト(休息)制度が必要です。

市内には出産できる医療機関がなくなりました。今助産師さんによるお産を希望する妊婦さんが増えています。瀬戸内市と美作市には新たに助産院が開設されました。和気町の助産師が議員さんになって、3地区の連携を模索して、妊娠から出産、産後ケアをサポートするネットワークづくりが検討されています。赤磐市にも助産師がいるので、東備エリアでこの事業を水平展開して、子育て家庭のレスパイト(休憩)制度を組み合わせることを、提案しました。
答弁は、「子育て支援の課題として検討したい。」でした。

原田そよ議会報告 2024年11月 そよかぜ第120号

現在市では大きな計画策定事業に取り組んでいます。

●赤磐市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)
来年4月に計画完成予定
協議会は9月12日、11月、1月、4月を予定
1月末にはパブコメ募集

●次期赤磐市総合計画の策定
現行の第2次赤磐市総合計画の計画期間(2015年~2014年)が満了  するため、第3次赤磐市総合計画を策定する。
完成予定は、2025年6月予定

原田そよ議会報告 2024年11月 そよかぜ第120号

請願要旨

【地域密着の必需品を取り扱う弱小の地元事業者として、大企業による販売戦略の価格競争は、脅威であり、死活問題となる。中小小売業、農家においても物量・価格の競争では、企業存続が危ぶまれる切実な問題として、赤磐市地域密着の企業や市民を不安に陥れることのないよう、施策に反映されるようここに訴え、実行するよう請願する。】 “原田そよ議会報告 2024年11月 そよかぜ第120号” の続きを読む

原田そよ議会報告 2024年11月 そよかぜ第120号

9月議会の補正予算の中の立地適正化計画(新拠点整備)の費用「道路新設改良費8億8,441万2,000円」と「文化財保護費8,587万円」のあわせて「9億7,028万2,000円」に反対しました。

市長はこの1年間「開発は民と民で行うので、市は一切関与しない」と言い続けてきました。そこへ降ってわいたような、「9億7,028万2,000円」の予算が計上されたのです。議会にとっては寝耳に水。いつ市道が必要になって、いつ文化財の工事が必要になったのか、何の説明もありませんでした。コストコのことも9月議会の議員の一般質問の答弁で初めて市長が答弁したのです。これでは議会は、行政のチェック機能を果たすことは不可能です。 “原田そよ議会報告 2024年11月 そよかぜ第120号” の続きを読む

原田そよ議会報告 2024年11月 そよかぜ第120号

ようやく秋の過ごしやすい気候になってきました。
今年は米不足が市民の台所を直撃して、店から米が消えるという異常事態になりました。収穫期でコメの販売は一息つきましたが、値段が上がっています。しかし農家にとって今までの価格では、米農家の後継者は農業ができないのです。生産者にとって適正な(農業収入で生活できる)価格を維持できなければ米農家は消えてしまいます。 物価の高騰に対する支援は政治の責任です。米を作る人たちを育て、守ることがこれからの農政の大きな課題です。

  12月議会の予定  (議場は本庁舎に戻りました。)

“原田そよ議会報告 2024年11月 そよかぜ第120号” の続きを読む