原田そよ議会報告 2024年8月 そよかぜ第119号
「あなた」は市長に対して失礼にあたる言葉???
以前から私が一般質問のやりとりの中で、市長に対して「あなた」は・・・などと発言したことについて、市長が「心外だ!」と気色ばんで抗議されました。私はなんで市長が「あなた」に異常に反応するのかわからなかったのですが、「嫌だ」というのなら使わないようにすれば良いことだと考えて、指摘されても黙認していました。 “原田そよ議会報告 2024年8月 そよかぜ第119号” の続きを読む
原田そよ議会報告 2024年8月 そよかぜ第119号
6月議会一般質問から
赤磐市社会福祉協議会が、2023年4月19日の山陽新聞の記事に、「処遇改善手当として2年間にわたって348万円の不適切支給があった」と報じられました。
その前の2022年11月には、いじめやハラスメント、残業代申請への圧力、などがあることを、職員が市長へ直訴しています。
その結果、今年の3月議会で、社協への補助金を修正動議により87,543万円支給しないことを議会の全会一致で決まりました。この間約2年間市長としてこの問題の解決にどのような努力をしてきたのか。 “原田そよ議会報告 2024年8月 そよかぜ第119号” の続きを読む
原田そよ議会報告 2024年8月 そよかぜ第119号
私は新聞を読むのが大好きです。今は山陽新聞、朝日新聞、農業新聞の3紙を定期購読しています。 その中の記事で、政治経済学者のビヨルン・ロンボルグさん(デンマークの政策シンクタンク代表)の記事を読んで、のどに刺さった魚の骨がとれたような爽快感を得られました。
今地球温暖化対策に世界中の国々が多くの予算を割いて、2030年までにCO2を半減させるため毎年9%削減ベースを目標にしています。しかしコロナ危機で経済が止まった時でさえ年5.5%しか減少していません。目標を達成するのなら、産業を止め、生活水準を下げなければできない目標です。このために巨額の資金があるのなら、100年後の気温の心配をする前に、投資対象として、毎年350億ドルをつぎ込めば、年420万人の命を救い1兆ドル以上の貧困改善効果があると試算しています。
国連の持続可能な開発目標では、誰一人取り残さず貧困から救い、飢餓をなくし、感染症を防ぎ、教育を提供すると約束しています。そうなんです。感染症で治療も受けられず、食料が足りない、教育が受けられない未来を生きるはずの子どもたちの命が脅かされていることに、もっと世界の経済を回すべきだと思います。
9月議会の予定 (議場は本庁舎に戻りました)
原田そよ議会報告 2024年4月 そよかぜ第118号
まちづくり政策の提言パート1
学校給食と有機農業をまちづくりの柱に
農水省の「みどりの食料システム戦略」は有機農業を2050年には25%(100万ヘクタール)を目標にしています。現状は耕地面積では、0.6%。しかし有機農業の面積は2021年では2万6,600ヘクタールで、対前年比1,400ヘクタール(6%)増えています。
今、有機農業の広がりは「有機農業の社会化」と呼ばれています。政策としての有機農業が地方自治体に広がっていることは、政策として有機農業が公共的価値をもっているということです。 “原田そよ議会報告 2024年4月 そよかぜ第118号” の続きを読む
原田そよ議会報告 2024年4月 そよかぜ第118号
●議会改革検討委員会では、現在3つの専門部会が活動を始めています。
- オンライン会議検討専門部会
- 議員報酬・政務活動費検討専門部会
- 若者・女性参画検討専門部会
原田は(3)若者・女性参画検討専門部会に入って各種情報を集めて、議論をしています。6月頃には3委員会の中間報告の提出が予定されています。 “原田そよ議会報告 2024年4月 そよかぜ第118号” の続きを読む
原田そよ議会報告 2024年4月 そよかぜ第118号
「立地適正化計画」の地域とは
北側に桜が丘ネオポリス団地、南側に山陽団地、その間に下市の市役所、公民館、図書館などを挟んだ行政拠点ゾーンをさす地域。
その中に、「生活利便ゾーン」、「公共ゾーン」、「産業振興・賑わいゾーン」の3つのゾーンが分けられている、
私が今回問題にしたのは、「生活利便ゾーン」「産業振興・賑わいゾーン」の2地区はホテル、映画館、大型商業施設、配送センターなどの誘致を予定している。しかし市は、地主である市民と民間事業者の「民、民の契約」になり、市はかかわらないという説明だった。 “原田そよ議会報告 2024年4月 そよかぜ第118号” の続きを読む
原田そよ議会報告 2024年4月 そよかぜ第118号
3月議会一般質問から
前回12月議会でのゴミの最終処分場について、2011年当時に作成された計画書を、市長は令和3年3月に「こんなもんは20年かかったってできやせんと思っている」と本会議場で発言しています。その後、議会へ計画の変更について説明がないまま、熊山の地区の人たちに新しい計画で進めると説明しています。市長も部長もさんざん議会への説明はしていると答弁するのですが、答弁するたび事実と異なる点を原田に指摘され最後に市長は次のように釈明しました。 “原田そよ議会報告 2024年4月 そよかぜ第118号” の続きを読む
ご案内
「パレスチナ支援」体験会等
日時 | 5月6日(月) 13:00~17:00 |
場所 | 桜が丘いきいき交流センター |
イベント | イスラーム体験会(無料) ・日本人ムスリム懇談会 ・女性のヒジャブ―試着会 ・ミニバザー(ハラールおやつ、ポストカード、雑貨など) ※バザーの売り上げは「日本国際ボランティアセンター」へ寄付 |
原田そよ議会報告 2024年4月 そよかぜ第118号
3月議会は、水道の基本料金を月額126円値下げする条例を決定しました。私を含め、6人の議員が反対しました。
1月1日の能登半島地震での過酷な被災を知っていれば、水道料金をこの時期値下げする判断は理解できません。能登の被災地では最大14万戸が断水し、今も一部は復旧できていません。耐震化の遅れが被害の拡大につながりました。基幹水道管の耐震適合率は全国でも4割しか進んでいません。また法定耐用年数を超えた水道管の改良工事も待ったなしの状況です。
赤磐市の令和3年度の水道事業の監査報告では、「年度末給水人口は258人減、年間総配水量は0.7%減少、年間有収水量は1.8%減少している。人口減少に伴う需要の減少、施設の老朽化に伴う更新需要の増大など、水道事業を取り巻く経営環境が厳しさを増す中で、水道事業の持続的経営の確保が求められている。」と指摘しています。
値下げすることで2,600万円の減収を5年間も継続するのか、まともな説明ができると思えません。1年後の選挙を意識しているのかと思わざるをえません。
6月議会の予定
[原田そよ]議会報告会お知らせ
議会の様子をはじめ、現在の主要な政策論争など議会たよりでは書けないあれや、これらを報告します。
どちらの会場でも、どなたでもお越しください。
原田そよ | 議会報告会 |
2月10日(土) 午前10時~11時30分 |
赤坂管理センター 2階研修室 |
2月12日(月)(振替休日) 午後1時~3時 |
桜が丘いきいき交流センター 美術工芸室 |
原田そよ議会報告 2024年1月 そよかぜ第117号
赤磐市も他人事じゃない気候危機!!
SDGs(エスディージーズ)をご存知ですか。
2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030年までの目標」です。17の課題、169のターゲットから構成され誰一人取り残さないことを誓っています。
この中で13番の「気候変動に具体的な対策を」という目標があります。国が水没する被害を受けている発展途上国と、CO2を大量に放出している経済大国との軋轢(あつれき)が、「脱炭素社会」の実現を困難にしています。大国のわがままと言われる、アメリカ、中国、日本などに国際的な批判が集中しています。国連のグテーレス事務総長は「気候変動は「正義と公正の問題」』と指摘しています。 “原田そよ議会報告 2024年1月 そよかぜ第117号” の続きを読む
原田そよ議会報告 2024年1月 そよかぜ第117号
12月議会 一般質問から
ゴミの最終処分場の建設構想がとん挫してから12年。
放置された結果、合併特例債の20億円が使えなくなりました。
赤坂地区の小学校の統合問題が丸11年対応しないままようやく今年から統合対策委員会が設置されました。ゴミの最終処分場もちょうど12年放置されたままです。友實市長は市民の一部の評判が悪いと、手を付けずほっとく傾向があることがわかります。 しかし市民は困ります。赤坂地区の保護者からは適正な規模の学校生活を望む切実な声に背中を押され、ようやく市長は重い腰を上げました。教育長が変わったことも大きく舵を切った要因です。 “原田そよ議会報告 2024年1月 そよかぜ第117号” の続きを読む
原田そよ議会報告 2024年1月 そよかぜ第117号
なんということでしょう!正月元旦に、能登地方に震度7の「大地震」が発生するとは。自然への畏敬の念と、自然災害の脅威に改めて戦慄が走りました。さらに翌日には支援物資を空輸するため、海保の輸送機と旅客機の衝突という痛ましい事故が続きました。皆様に ご冥福と、お見舞いを申し上げます。まさに天を仰ぎ、今年はどうなってしまうのか唸るしかありませんでした。
過去の大地震、津波被害とは比較できない規模と被害の状況だそうです。立地の特性を想定した防災対策の意味がよくわかりました。赤磐市の特性はどうなのか、水害被害は地域によって深刻な浸水が予測されています。今一度個別、具体的な防災計画の見直しが必要です。
すでに災害被害に対しては、公的支援はすぐには来ない、各自で生き延びる準備が必要だ、と言われてきました。最小単位の地域力を発揮して、支援を待つためにできることを洗い出す作業も必要です。
3月議会の予定
原田そよ議会報告 2023年11月 そよかぜ第116号
原田そよ議会報告 2023年11月 そよかぜ第116号
自然豊かで健康に住み続けられるまち
子どもが豊かに育つまち
農業をコンセプトに、有機無農薬栽培にこだわって、まちおこしをしている自治体が増えています。まさに住民参加で、高齢者の生きがい、障がい者の農福連携、子どもの食育 など「地域経済の循環」にこだわって若者の移住希望に応えられる、健康で、安全なまちづくりを目指したいと考えています。
外からの工場、事業者等をあてにするのではなく、43,000人の市民の力と智恵を出し合ってまちづくりに取り組むことこそ10年後の赤磐市の姿であるべきです。
岡山空港で自衛隊の軍事演習が実施されます!
【 岡山県知事へ演習反対の申し入れをしました。】
防衛省は11月10日から20日にかけて岡山桃太郎空港を使用して自衛隊統合実働演習を行います。隊員30,800人、車両約3,500両、艦艇約20隻、航空機約210機が参加し、アメリカ軍も10,200人が参加する、大規模な演習です。
この演習は民間空港や港湾などのインフラや、市民を戦争に巻き込もうとするものです。国が防衛力の増強を進め軍事的な緊張を高めようとするとき、自治体は冷静に友好的な草の根外交を高めていくことが必要です。
原田そよ議会報告 2023年11月 そよかぜ第116号
9月議会の一般質問から
議会への説明責任がまたしても、ないがしろになっています。
国土交通省が8月8日に発表している補助金が、赤磐市の新拠点整備費用に1,150万円 決定しています。
市が提案している事業は、民間事業者の活動、新たな投資予定、基盤整備の必要性、民間業者による複合型商業施設、宿泊事業者によるホテルの開業、農産物販売業者による農産物直売の設置、運営。NPO 法人による農業マルシェの開催。PPP,PFI 事業者による道の駅の整備、管理運営など。
これらを令和7年から行うとなっています。そして都市計画地区の買収造成工事に10億円を見積もっているそうです。議会には説明はありません。 “原田そよ議会報告 2023年11月 そよかぜ第116号” の続きを読む
原田そよ議会報告 2023年11月 そよかぜ第116号
9月議会の一般質問から
「立地適正化計画」のまちづくりで、将来への責任がとれるのでしょうか?
政府の狙いは【人口減少には民間導入による効率化】結果、過疎化の加速化
立地適正化計画とは、国が地方の人口減少化に対して効率化をすすめ、将来の自治体の広域化を目指すための計画だと思っています。
従って計画の「都市計画地区」は市の面積21,000haに対して3,695ha。割合は17%だけの都市化でしかないのです。あとの83%の地域は田園エリア、農村エリアと命名し、自然減を待っているのです。10年後の人口は36,000人と予想されています。周辺部の人口が10,000人減少します。この計画は過疎を加速させ、市内17%の地区とその周辺部が生き残るまちづくりだと思います。 “原田そよ議会報告 2023年11月 そよかぜ第116号” の続きを読む
原田そよ議会報告 2023年11月 そよかぜ第116号
毎日、新聞やテレビから流されるイスラエルのガザへの武力攻撃に、胸が痛くなります。
イスラエルは報復という理由で、パレスチナの人々を恐怖の底に落としています。ハマスというテロリストを殲滅させると言っていますが、ミサイルを撃つときハマスと民間人の区別がついているのでしょうか。ガザの面積は360㎢で、そこに220万人が自由を奪われた生活を余儀なくされているのです。赤磐市の面積は209,4㎢で、人口4万3000人です。
この状態が57年も続いていることこそ、人権を奪っている行為です。
日本は国連の「イスラエルの攻撃を停止する」決議を棄権しました。反対したのはアメリカなど14か国、棄権は44か国。賛成は121か国です。誰も、檻に閉じ込めてミサイルを打ち込む軍事攻撃が正当な報復と思いません。 一刻も早く停戦を求めましょう。
12月議会の予定
第23回 あかいわエコメッセ のご案内
8月27日(日)中央図書館(ホール)
午後1時~4時/開催
コロナで、2回開催できなかったのですが、今回はジャーナリストの守田敏也さんのお話です。守田さんは6月29日から7月9日までジュネーブを訪問し、原発避難者に関する国連特別報告者の調査発表と、それをめぐるセッションなどの取材をされています。 “第23回 あかいわエコメッセ のご案内” の続きを読む