原田そよ議会報告2020年2月 そよかぜ100号 [2]

2月10日付で内田教育長が突然の辞任!!

今回の事件の最高責任者である内田教育長が突然辞任を発表した。内田教育長は、3月10日には100条委員会の参考人として呼ばれている中、辞職することは責任を取らないで逃げることになります。現職としてこの間の事実を明らかにして、その責任をとることが内田教育長の責任の取り方です。

先に辞めてしまえば、それ以上の責任の取りようがありません。怒りがこみ上げます。自分の部下が逮捕、起訴、50万円の罰金刑の確定を受けているのに、その上司としての責任は誰がとるのですか。おまけに冬のボーナスはしっかり受け取っているのです。辞職しなかったのはボーナスを待っていたのかと、疑われてもやむを得ないタイミングです。
この辞職を認めた市長は教育長の分も2倍の責任を取らねばなりません。そもそも内田教育長の任命権者は市長であり、辞職を認めるのも市長です。
事態を明らかにするために、市の「第3者委員会」の設置、議会の「100条委員会」の設置と、本格的な究明作業に入る前に本人をやめさせることはありえません。
市長の判断に疑念が湧きます。なぜなら事実を明らかにさせたくない事情があり、内田教育長の口封じをさせたかったのではないか、と勘繰られてもしょうがないでしょう。
友実市長は市のトップとして、責任の取り方がわかっていないのではないですか。この案件は、2年前の5月から始まっています。その間何度も行政の管理能力の欠如が指摘され、責任を追及されてきたのに、2年たっても誰一人責任を取っていません。逮捕された職員でさえいまだに部長級のポストで仕事をし、ボーナスも支給されています。
これほど無責任な市役所は他にありません。一体市民は何を信じて税金を払えばよいのでしょうか。