原田そよ議会報告 2024年4月 そよかぜ第118号

3月議会は、水道の基本料金を月額126円値下げする条例を決定しました。私を含め、6人の議員が反対しました。
1月1日の能登半島地震での過酷な被災を知っていれば、水道料金をこの時期値下げする判断は理解できません。能登の被災地では最大14万戸が断水し、今も一部は復旧できていません。耐震化の遅れが被害の拡大につながりました。基幹水道管の耐震適合率は全国でも4割しか進んでいません。また法定耐用年数を超えた水道管の改良工事も待ったなしの状況です。
赤磐市の令和3年度の水道事業の監査報告では、「年度末給水人口は258人減、年間総配水量は0.7%減少、年間有収水量は1.8%減少している。人口減少に伴う需要の減少、施設の老朽化に伴う更新需要の増大など、水道事業を取り巻く経営環境が厳しさを増す中で、水道事業の持続的経営の確保が求められている。」と指摘しています。
値下げすることで2,600万円の減収を5年間も継続するのか、まともな説明ができると思えません。1年後の選挙を意識しているのかと思わざるをえません。

6月議会の予定

(議場は本庁舎に戻りました。)

6月4日(火)10時~ 本会議(議案の上程)
6日(木)10時~ 本会議(一般質問)
7日(金)10時~ 本会議(一般質問)
10日(月)10時~ 本会議(一般質問)
14日(金)10時~ 本会議(質疑・委員会付託)
18日(火)10時~ 総務常任委員会
19日(水)10時~ 厚生文教常任委員会
20日(木)10時~ 産業建設常任委員会
24日(月)10時~ 予算常任委員会
28日(金)10時~ 本会議(委員長報告・質疑・討論・採決)