ショッキングな新聞報道がありました。8月6日の山陽新聞に「42%は救助された!」と一面にありました。岡山県の死者は61人と発表されましたが、実は逃げ遅れて救助されて助かった人が42%もいたということです。救助されなければ、さらに死者は増えていたと考えると、恐ろしい事態だったのだと心が痛みます。
そこで防災マップの見直しと活用について提案します。
まず今のマップは「読めない、自分の家がわからない、字が薄い、」私が住んでいる赤坂地区山口はページが半分づつ飛んでいるので、近所関係がわかりにくい。また、「急傾斜、土石流、地すべり」と指定があるが、線で囲んでいるだけなので、それぞれどういう状態をイメージすればいいのかわからない。高齢者や一人暮らしの人たちがこのマップを読む気にならないと思います。以前のようなそれぞれの地区を区分して1枚物で広げて、地域が一目でわかるマップの方が逃げ道もわかりやすくなるし、字も大きくなります。市民が使いやすいマップにするべきだと思いますが。
担当者の答弁は「1枚の地図にすると地図の所在が不明になりやすいく、情報量が少なくなる」というものでした。
市民が読む気になり、地域の特性が一目でわかることが大切だと思うのですが、無くすことを心配してくれているとは思ってもみませんでした。結局答弁では、「データの変更があった時に見直すので、新たに作り替えることは考えていない」そうです。
またしきりに「自主防災組織」で自助、共助を繰り返されますが、「自主防災組織」がない地域に対して、市は危機感をもっているのか心配です。