3月議会の主な報告 12021年3月 そよかぜ第105号

中学校は部活動で選択する!?

赤坂中学校の入学予定者は、平成28年から8人前後も赤坂地区外の中学校へ進学

現在の赤坂中学校の生徒数は20人、29人、34人。各学年1クラス。

こういう現状でも教育委員会の土井原教育長は以下のように答弁された。
「保護者から、競技を継続したので全国大会への出場が果たせた」「充実した学校生活が送れる」と。
一方「赤坂中学校は生徒数の減少の要因になっていると認識している。」「部活動も生徒数が減少のため部員確保が困難な状況」と。

ここまでわかっていながら、「全国大会出場」「充実した学校生活」などと教育長が答弁する神経がわかりません。

私は頭から湯気が立ち上るくらい激高しました。しかしグッと気持ちを抑えて「罵詈雑言は言いませんが」「怒っています」と言いました。

教育基本法に、中学校へは希望する部活動で選択するようにと、書いてあるのですか。各地の歴史ある中学校に敬意を払っているのなら、生徒数を減少させるような政策をとることはあってはならないと思います。

土井原教育長はこうも答弁されました。
「全く運動神経がない子が運動部に入るという課題」「ホッケーをやってきた子は、子どもの夢を保護者とともにかなえてやりたい」「自分がしたい部活があるかないかではなく個人競技、団体競技の課題」

何が言いたいのか、わからないのですが、要するに「部活動至上主義」の人なんでしょうか。

教育長の使命は、地域の子どもたちの生まれ育った故郷へのアイデンティティを養い、小学校から中学校への学びの環境を保証することではないのでしょうか。
時間切れで、 肝心な教育委員会の使命が議論できませんでした。