原田そよ議会報告 2025年7月 そよかぜ第123号 請願第5号、6号

私は怒りまくっています。市民の生命・財産を守り、暮らしに寄り添うために議会は執行部の監視を行う役割を担っています。
にもかかわらず、市民の切実な要望を握りつぶすように、否決する議会なんて、あってはなりません。 議会の中でも議論していきます。

市民はもっと怒るべきです。市長に対して声を上げて行きましょう。暮らしを守る市民の権利です。

請願第5号  『野良猫の不妊去勢手術助成制度に関する請願』

県内では、岡山市、倉敷市、瀬戸内市、玉野市、早島町、備前市、美作市、和気町など多くの自治体で「ふるさと納税型クラウドフアンティング」を活用した「野良猫の不妊去勢手術助成制度」が導入され、地域の課題解決に貢献しています。

遅きに失した感がありますが、採択されました。今後「アニマルウエルフェア」(動物がストレスの少ない環境で、心身共に健康に生きることを尊重する考え方)について、広がることを期待しています。

請願第6号 『ジェノサイド条約の批准を日本政府に求める請願』

今世界では無差別に「戦争」という名目で、爆弾を落とし、まちを破壊し、食料や、飲料水、医薬品などあらゆるものをストップさせ、逃げ惑う人々を絨毯爆撃で、殺戮するという異常な行為がおこなわれています。これをジェノサイドと言います。ドイツのナチズムによるホロコーストという600万人の虐殺の歴史から、1948年国連総会で、2度とナチズムによるホロコーストのような残虐な殺戮は禁ずるというジェノサイド条約が採択されました。しかし日本は未だに77年間も批准していません。
日本国憲法の前文には「全世界の国々が、等しく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を持つ」と明記されています。日本は「国際刑事裁判所(ICC)の発展を支援し、法の支配に積極的に貢献する」と外務大臣が表明しています。国際法上の重大な犯罪を防止・処罰することが義務付けられているジェノサイド条約を批准することを日本政府に求めます。

担当委員会では採択されたのですが、本会議で不採択になりました。
毎日、新聞やテレビで流される耳をふさぎ、目をおおいたくなるニュースになにかできることはないか、胸が「ざわざわ」してしょうがないのです。

賛成:横山、中田、杉野、安藤、原田、
反対:行本、田村、永徳、佐藤武、佐々木、光成、保田、大口、治徳、金谷、松田、実盛