[100条に関するわかりやすい質疑]令和2年3月第1定例会2月20日-02

△日程第11 同意第6号 赤磐市教育委員会委員の任命に関し同意を求めることについて

○議長(金谷文則君) 続きまして、日程第11、同意第6号赤磐市教育委員会委員の任命に関し同意を求めることについてを議題とし、提出者の説明を求めます。
友實市長。

◎市長(友實武則君) 同意第6号赤磐市教育委員会委員の任命に関し同意を求めることについて。
下記の者を赤磐市教育委員会委員に任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により議会の同意を求めます。
1、住所、岡山県赤磐市仁堀東232番地。2、氏名、平松由香様。3、生年月日、昭和44年12月28日、現在50歳でございます。
このたびは再任をお願いするもので、任期は令和2年5月20日から令和6年5月19日までの4年間でございます。
平松氏は、昭和63年より心臓病センター榊原病院に勤務されながら、平成5年に岡山看護専門学校を卒業、赤磐医師会病院等を経て平松薬局株式会社、医療法人光心会、訪問看護ステーションあかいわに勤務されております。平成28年5月より教育委員として御活躍される傍ら、現在は地域未来塾推進事業仁美地域未来塾の会長を務めていらっしゃいます。また、仁美小学校PTA役員や放課後子ども教育推進事業仁美子ども教室会長を歴任されるなど、人望も厚く、長年培ってきた豊富な経験と知識を生かし学校支援ボランティアとしても御尽力をいただいております。子供たちの健やかな成長のため、保護者、地域住民として大変熱心な活動を続けられており、経歴や人柄も申し分なく、教育委員として適任者であり、本人の内諾も得ておりますので、御同意いただきますようお願い申し上げます。
以上でございます。

○議長(金谷文則君) 説明が終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はございませんか。
9番原田議員。

◆9番(原田素代君) 教育長職務代理で御出席の大崎さんにお聞きします。
9月の議会でおやめになった内田教育長はこういうふうに議場で発言されたんです。教育委員会ではどんな議論をされましたかという質問に対して、やってしまったことはしょうがないと言われましたと御発言がありました。今回のこの委員さんの御発言かどうか、確認させてください。

○議長(金谷文則君) この議案に対してのことですか。
(9番原田素代君「この方の人柄やこの間の経緯です」と呼ぶ)
この人がですね。わかりました。
答弁を求めます。
大崎教育長職務代理。

◎教育長職務代理(大崎陽二君) 先ほどの質問で9月の委員会のときでしょうか、内田前教育長から事件の話を聞いております。そのもう1つ前の辺からいろいろ私たちも……
(9番原田素代君「8月です」と呼ぶ)
情報を得ております。起きたから仕方がないというよりも、その事件が起きました、今こういうふうに調査が進んでいます、そういう今後の経緯、それからその時点でつかんでいる情報、幾らか私たちに教えていただいてそれぞれ自分が思っていることを言ったんではないかと覚えています。
この平松委員につきましては、先ほど市長のほうから説明がありましたように、仁美地区のいろいろ子供たちの教育につきまして中心的な働きをしてくださっています。それから、赤磐市スポーツ推進委員にもなってくださって市民のためにいろいろニュースポーツでありますとか、そのような指導も行ってくださっている人でございます。ちょっとその辺ぐらいまでしかわかりませんが、よろしいでしょうか。ちょっと質問と答えがずれておるんですけれども、申しわけございません。

○議長(金谷文則君) 原田議員、よろしいか。
9番原田議員。

◆9番(原田素代君) 大崎さん御自身が質問と回答はずれておると自覚された上での御答弁なのですが、私が申し上げたのは、今回議会として責任があるわけです、この人事案件を認めていいのかどうか。はっきり申し上げて、内田教育長を私は認めました。提案されて、市長がこの人がいいよ、これだけの活動をされて立派な人だ、今と同じです。それを信じるしかないわけです、議員は。でも、こういう事態を招いているんです。
もっと言えば、先ほど申し上げたように、昨年の8月の教育委員会の中で当時の内田さんがその報告をされるのに、してしまったことは、やってしまったことはしょうがないからと言われましたと発言されてるこの発言は、この委員の方がされたんなら私は決して認められないという思いなのです。ですから、それについてこの方はそうおっしゃっていないのか、別の方がおっしゃったのかを確認させてください。

○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。
わかりますか。
大崎教育長職務代理。

◎教育長職務代理(大崎陽二君) 済いません、多分議事録というのがあるんですけれども、私の記憶で言いますと、多分平松教育委員は言っていないと思います。それでよろしいでしょうか。

○議長(金谷文則君) 原田議員、よろしいか。
9番原田議員。

◆9番(原田素代君) それでは、誰が御発言になったのか、確認させていただけますか。

○議長(金谷文則君) これとは直接関係ないと思いますよ。
(9番原田素代君「平松さんがおっしゃってるかどうかという問題とあわせて教育委員会そのものの問題ですから、当然代理者の方には当時そこに居合わせた方ですから」と呼ぶ)
教育委員のこの平松さんのことですから。
(9番原田素代君「ですから、その教育委員会の中のそういう発言、問題の発言について確認をさせてください」と呼ぶ)
それは質疑ではございませんので。
(9番原田素代君「それではじゃあ、その発言があったかどうかだけ確認させてください」と呼ぶ)
もう一度お願いします。

◆9番(原田素代君) 教育長が議場で御発言された、やってしまったことはしょうがないと言われましたという発言が真実だったかどうかだけ確認させてください。

○議長(金谷文則君) それは今の議案には関係ありませんので。
(9番原田素代君「わかりました」と呼ぶ)
お願いします。
他にございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(金谷文則君) ないようでございますので、これで質疑を終わります。
本件も同様に人事案件でありますので、委員会付託を省略いたします。
それでは、これから討論を省略し、採決に移り……
(9番原田素代君「討論をさせてください」と呼ぶ)
それでは、討論を認めます。
9番原田議員、賛成討論ですか、反対討論ですか。
(9番原田素代君「反対討論です」と呼ぶ)
反対討論を認めます。
原田議員、どうぞ。

◆9番(原田素代君) この方の推薦の文章を読ませていただきますと大変立派な方で、まだお若いですし今後も一層活躍をしていただきたいという前提ですが、はっきり申し上げて、教育長なき後のこの4人の教育委員会のあり方を私は心配しておりますので、今回この委員の方も含めて大崎職務代理含めて全て4人、この間2年間あの教育長とともにしてきた5人の方たち、身の振り方を考えたほうがいいんじゃないかと思うんですよ、この委員の方も含めて。市民は厳しい目で見てますよ。教育委員会という子供たちの前に立つ人たちが不正行為をして誰ひとり責任をとらないんですよ。更新されるんですかねえ。

○議長(金谷文則君) 反対討論をお願いいたします。

◆9番(原田素代君) 私は、教育委員会として非常に見識の高い方たちが集まっている、残り4人の方たちも今回の事案に対して一定の責任をとらせていただくということは当然のことじゃないでしょうか。そういう意味で今回の更新、この方については私は認めるわけにはいきません。
以上です。

○議長(金谷文則君) 続いて、賛成の討論はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(金谷文則君) それでは次に、反対の討論はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(金谷文則君) 討論なしと認めます。
それでは、これで討論を終わります。
それでは、採決に移りたいと思います。御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(金谷文則君) 異議なしと認めます。
それでは、採決に移ります。
本件はこれを同意することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕

○議長(金谷文則君) 起立多数であります。したがいまして、同意第6号は同意することに決定いたしました。