[100条に関するわかりやすい質疑]令和元年9月第4定例会9月27日-02

令和 元年 9月第4回定例会
令和元年9月第4回赤磐市議会定例会会議録
令和元年9月27日(金曜日)[02]

認第1号平成30年度赤磐市一般会計歳入歳出決算の認定について以下11件

○議長(金谷文則君) 次に、原案に反対者の発言を許します。
9番原田議員の発言を許します。
9番原田議員。

◆9番(原田素代君) 今回の決算委員会に反対の意思で参加しておりましたし、結果、決算委員会では賛成少数で否決をされております。決算が否決されたというのは、過去2回目です。記憶しているのは、たしか映画の上映の問題で百条ができたときにも決算が否決されていると思いますが、なぜ決算が否決されるかというのは、大変深刻な問題だと思っています。要するに1年間の事務事業の中で不適切な、もっと言えば違法な事実が判明したことからこの問題は発覚しているわけで、当然この決算をそのまま右から左に認めるわけにはいかないというのは、この赤磐市議会の矜持を示したものだと私は誇らしく思っております。
にもかかわらず、きょうの決算委員長の報告。唖然としました。第1号から第11号まで全ての議案を省略いたします。本会議で委員長報告をするという意味は、大変大きいものだと私は認識しています。市民への説明責任です。決算委員会でどんな議論がされたのか、それによってどういう結論が導き出されたのか、それを報告する義務が委員長にあるわけです。それを全て省略する。前代未聞です。委員長に任せたのだから文句を言うなとおっしゃいますけども、常識の問題です。過去に14ページ、15ページにわたって報告を続けてきました。報告をするということは、議論を網羅して市民に説明責任を果たすために報告するわけで、それを省略するなんてことはあり得ないことです。そもそも動議に対する扱いも、私は非常に納得できないと思います。

○議長(金谷文則君) 静粛に。

◆9番(原田素代君) 静粛にしてください。私は、今回のこの反対の理由としては、まず監査報告書によるものが大きいです。非常に明確に、この監査報告書は書かれています。要するに、一番最初に何が書いてあるかというと、業務において不適切な雇用や賃金支払いが疑われるような状況であった。もう監査委員はここから始まってるんです。その中、先ほど同僚議員のお二人が、非常に克明にわかりやすく端的に説明されました、全くそのとおりだと思います。
で、はっきりしたいのは、要するに不明朗な、もっと言うと違法な、なぜかというと臨時職員要綱というのは赤磐市にあります。市長もよく御存じです。これを守られていないこと、そしてそれを守らなかったことを開示請求するたびに改ざんしてきたこと。実は私、最近もう1つ、今回改ざんがあったという市役所の報告書の後にもまだ改ざんがあったことがわかりました。承諾書によると時給840円だって書いてあるんですけど、改めて開示請求したら時給900円になってるんですよ。なぜ840円っていうふうにしなかったかっていったら、9万円という月額を決めちゃったから。9万円になるためには840円じゃ計算合わないんですよ、900円にしとかないと。それがちゃんと改ざんされてる文書になってるんですよ。ここまで市民や議会をばかにする教育委員会なんて、あるんでしょうか。次々お手盛りで改ざんしてくる。これを議会が事実を究明することをしないで、議会の役割はあるんでしょうか。多くを語りたいですけど、もう細かいことはとりあえずきょうは触れませんが、本来であれば議会の全会一致で今回のこの不正の問題についてただしていこう、で今後市も議会もこういったことが二度と起きないような改善を探ろうと、その方向に一丸となってなるのが当然の議会の使命だと思っております。
以上です。

○議長(金谷文則君) 以上で通告による討論を終わります。
これからただいま議題となっております……
(3番佐藤 武君「議長」と呼ぶ)
何でしょう。
(3番佐藤 武君「この際動議提出します。発言をお願いします。」と呼ぶ)
何の動議でしょうか。

◆3番(佐藤武君) 先ほど決算委員長の……。

○議長(金谷文則君) ちょっとお待ちください。動議として出されるのか、意見か何かを言いたいのか、どちらかはっきり、再度。

◆3番(佐藤武君) 動議です。

○議長(金谷文則君) 動議、賛成者はございますか。
(3番佐藤 武君「動議に誰か賛成して」と呼ぶ)
賛成者はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(金谷文則君) おられませんので。
(3番佐藤 武君「賛成してます」と呼ぶ)
しっかり意思表示してください。
(5番光成良充君「はい、賛成します」と呼ぶ)
それでは、皆さんで採決します。
(「採決せにゃいけん」「採決やこう動議必要ないです」と呼ぶ者あり)
ちょっと待って。個々にお話はやめてください。何の動議かはっきり言ってください。

◆3番(佐藤武君) 発言取り消し動議です。

○議長(金谷文則君) 発言取り消し動議。

◆3番(佐藤武君) はい。

○議長(金谷文則君) 動議は2人以上ということでございますので、成立をいたしましたので、その説明を求めます。
どういうことかお願いをいたします。
3番佐藤議員。

◆3番(佐藤武君) それでは、まず、決算審査特別委員長報告の後、不規則発言ではあるとはいうものの、非常識な委員長というような発言がございました。個人的には行本議員が発言されましたけれども、この非常識な委員長という理由を述べていただきたい。もし、述べていただけないのであれば、発言取り消しを議長のほうからしていただきたいということと同時に、先ほど原田議員のほうからありました、反対討論の中で委員長報告の内容が少ない、まさしく私もそう思いますけれども、これは委員会の中でお二人の議長、監査委員を除いての16名の議員で構成されております。そうした中で、委員長報告についてもいろいろと相談をさせていただきました。議長、副議長にも相談をさせていただきました。そうした中で、多くの議員が参加しているという中で、質疑等については極力省くような形でいいんではないかというようなお話もいただきました。そうした中でああいう発言をするというのは、委員長として推薦されたわけでございますので、私としては納得いかない発言でございますので、そのあたりも取り消しをお願いしたいと思います。

○議長(金谷文則君) 先ほど、さきに申された行本議員の件については、不規則発言でございまして、正式に発言されたものではないので、議長としての責任の中で不規則発言については処理させていただきたいと思います。
暫時休憩といたします。
午前11時6分 休憩
午前11時8分 再開

○議長(金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を始めます。
先ほど佐藤議員から提案がありました原田議員の発言に対して、それを取り消すように議長に要望するという御意見だったかと思いますが、それについて賛成か反対かということについて、採決をとらせていただきます。よろしいでしょうか。
(「議長、ちょっと言わせてもろうてええか」と呼ぶ者あり)
ちょっと待ってください。動議が出て、動議が成立して、その動議の説明がありましたので、それを皆さんにお諮りいたします。その先で可決、否決になっても、その先は議長の判断で行うことができるということに今なっておりますので、皆さんのほうにそのことについてはお伺いを立てるということで採決をさせていただきます。その後、その結果についてどうするかは議長で判断をさせていただきます。
以上ですから、よろしくお願いをいたします。
何でしょう。何か御意見ありますでしょうか。始まりましたので、行きますので、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(金谷文則君) それでは、先ほど私が何回か申し上げましたように、佐藤議員から原田議員による発言について指摘のありました部分を削除するようにという申し出がありました。そのことについて皆さんが同意されるかどうか採決をとりたいと思います。
賛成される方については起立を求めます。
〔賛成者起立〕

○議長(金谷文則君) 賛成が多数でございます。その意見については、議長で中を文面を精査して、必要な処置をとりたいと思います。よろしいでしょうか。よろしいですね、事務局も。
それでは、続いてこれから採決に移りたいと思います。静粛に願います。
これからただいま議題となっております認第1号から請願第3号までの28件を採決いたします。
採決の方法につきましては、一部を除き一括採決といたします。
それでは、認第1号平成30年度赤磐市一般会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。
本件に対する委員長報告は不認定であります。したがいまして、原案について採決をいたします。
本件は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕

○議長(金谷文則君) 起立少数であります。よって、認第1号は不認定とされました。
続きまして、認第2号平成30年度赤磐市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。
本件に対する委員長報告は認定であります。
本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕

○議長(金谷文則君) 起立多数であります。したがいまして、認第2号は委員長報告のとおり認定されました。
続きまして、認第3号平成30年度赤磐市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてから認第5号平成30年度赤磐市訪問看護ステーション事業特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの3件を一括して採決いたします。
本件に対する委員長報告は認定であります。
本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
起立全員であります。したがいまして、認第3号から認第5号までの3件は委員長報告のとおり認定されました。
続きまして、認第6号平成30年度赤磐市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてから認第10号平成30年度赤磐市水道事業会計決算の認定についてまでの5件を一括して採決いたします。
本件に対する委員長報告は認定であります。
本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕

○議長(金谷文則君) 起立全員であります。したがいまして、認第6号から認第10号までの5件は委員長報告のとおり認定されました。
続きまして、認第11号平成30年度東備農業共済事務組合農業共済事業特別会計決算の認定についてを採決いたします。
本件に対する委員長報告は認定であります。
本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕

○議長(金谷文則君) 起立多数であります。したがいまして、認第11号は委員長報告のとおり認定されました。
続きまして、議第37号新市建設計画の変更についてを採決いたします。
本件に対する委員長報告は可決であります。
本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕

○議長(金谷文則君) 起立全員であります。したがいまして、議第37号は委員長報告のとおり可決されました。
続きまして、議第38号赤磐市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例(赤磐市条例第15号)から議第40号赤磐市立幼稚園の保育料に関する条例の一部を改正する条例(赤磐市条例第17号)までの3件を一括して採決いたします。
本件に対する委員長報告は可決であります。
本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕

○議長(金谷文則君) 起立全員であります。したがいまして、議第38号から議第40号までの3件は委員長報告のとおり可決されました。
続きまして、議第41号赤磐市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例(赤磐市条例第18号)を採決いたします。
本件に対する委員長報告は可決であります。
本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕

○議長(金谷文則君) 起立多数であります。したがいまして、議第41号は委員長報告のとおり可決されました。
続きまして、議第42号赤磐市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例(赤磐市条例第19号)及び議第43号柵原、吉井、英田火葬場施設組合規約の変更についての2件を一括して採決いたします。
本件に対する委員長報告は可決であります。
本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕

○議長(金谷文則君) 起立全員であります。したがいまして、議第42号及び議第43号の2件は委員長報告のとおり可決されました。
続きまして、議第44号令和元年度赤磐市一般会計補正予算(第2号)を採決いたします。
本件に対する委員長報告は可決であります。
本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕

○議長(金谷文則君) 起立全員であります。したがいまして、議第44号は委員長報告のとおり可決されました。
続きまして、議第45号令和元年度赤磐市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)から議第52号令和元年度赤磐市財産区特別会計補正予算(第1号)までの8件を一括して採決いたします。
本件に対する委員長報告は可決であります。
本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕

○議長(金谷文則君) 起立全員であります。したがいまして、議第45号から議第52号までの8件は委員長報告のとおり可決されました。
続きまして、請願第3号「心身障害者医療費助成制度の対象者に精神障害者を加えることを求める」意見書の提出を求める請願書を採決いたします。
この請願に対する委員長報告は採択であります。
この請願は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕

○議長(金谷文則君) 起立全員であります。したがいまして、請願第3号は委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。
ここで11時30分まで休憩といたします。
午前11時20分 休憩
午前11時30分 再開

○議長(金谷文則君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。
下山議員より議案訂正の申し出がありましたので、許可をしております。
訂正箇所につきましては、お手元にお配りをしておりますので、正誤表のとおりであります。お目通しをお願いをいたします。
~~~~~~~~~~~~~~~

△日程第2 発議第11号 「心身障害者医療費助成制度」に精神障害者を加えることを求める意見書

○議長(金谷文則君) それでは、日程第2、発議第11号「心身障害者医療費助成制度」に精神障害者を加えることを求める意見書を議題とし、提出者の説明を求めます。
5番光成議員。

◆5番(光成良充君) それでは、発議第11号「心身障害者医療費助成制度」に精神障害者を加えることを求める意見書、上記案件について別紙のとおり赤磐市議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。令和元年9月27日提出。赤磐市議会議長金谷文則殿。提出者、赤磐厚生常任委員長光成良充。
続きまして、裏面をごらんください。
心身障害者医療費助成制度に精神障害者を加えることを求める意見書、身体障害者や知的障害者は心身障害者医療費助成制度の対象者になっていますが、精神障害者は対象外になっています。障害者差別解消法等の主旨からして、この差別は理解できません。障害2級の平均的な精神障害者は、年間77万円余りの障害年金などで暮らしています。77万円の中から入院費や精神科以外の医療費を負担するのは大変厳しく、本人とその家族にとっては苦しい生活を強いられています。身体障害者や知的障害者では、内科や外科など医療機関にかかったときの医療費は原則1割負担です。しかし、精神障害者は、内科や外科などにかかった際には、1割ではなく3割の負担を求められています。精神科治療薬の副作用による疾患、疾病も多く、糖尿病や高血圧を発生する精神障害者もかなりいます。
全国的には、精神障害者に対して全診療科を対象にした医療費助成制度を実施している自治体が30都道府県となり、その改善が進められています。これにより、自治体間で大きな格差が生じています。中国5件の中では、岡山県と広島県が未実施です。岡山市は、令和元年12月1日より実施することを決定しました。このことから、精神障害者が身体障害者や知的障害者と同じように地域で安心して暮らせるように精神障害者を心身障害者医療費助成制度の対象者に加えていただくことを求めます。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和元年9月27日。岡山県赤磐市議会議長金谷文則。提出先、岡山県知事。
以上でございます。
よろしくお願いいたします。

○議長(金谷文則君) 説明が終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(金谷文則君) 質疑なしと認めます。
それでは、これで質疑は終わります。
討論を省略して、採決に移りたいと思います。
御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(金谷文則君) 異議なしと認めます。
それでは、これから発議第11号「心身障害者医療費助成制度」に精神障害者を加えることを求める意見書を採決いたします。
本件について賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕

○議長(金谷文則君) 起立全員であります。したがいまして、発議第11号は可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~

△日程第3 発議第10号 学校給食センターの配送業務及びスクールバス運転業務等に係る公金支出について並びに公文書改ざんの調査に関する決議案

○議長(金谷文則君) それでは、続きまして日程第3、発議第10号学校給食センターの配送業務及びスクールバス運転業務等に係る公金支出について並びに公文書改ざんの調査に関する決議案を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
16番下山議員。

◆16番(下山哲司君) 失礼いたします。発議第10号学校給食センターの配送業務及びスクールバス運転業務等に係る公金支出について並びに公文書改ざんの調査に関する決議案。上記案件について、別紙のとおり赤磐市議会会議規則第14条の規定により提出します。令和元年9月26日提出。赤磐市議会議長金谷文則殿。提出者、赤磐市議会議員下山哲司。賛成者、赤磐市議会議員原田素代。
裏面をごらんください。
学校給食センターの配送業務及びスクールバス運転業務等に係る公金支出について並びに公文書改ざんの調査に関する決議案。
1、調査事項。
本議会は、地方自治法第100条の規定により次の事項について調査するものとする。
1、議会の請求に基づく監査報告書及び教育長名で報告された教育委員会における臨時職員の任用等に関する調査報告書についてに関する事項。
2、公文書の改ざん等に関する事項。
2、特別委員会の設置。
本調査は、地方自治法第109条及び赤磐市議会委員会条例第6条の規定により委員8人から成る公金支出及び公文書改ざん調査特別委員会を設置して、これに付託するものとする。
3、調査権限。
本議会は、1に掲げる事項の調査を行うため、地方自治法第100条第1項及び同法第98条第1項の権限を上記特別委員会に委任する。
4、調査期限。
上記特別委員会は、1に掲げる調査が終了するまで閉会中もなお調査を行うことができる。
5、調査経費。
本調査に要する経費は、本年度においては100万円以内とする。
以上でございます。よろしくお願いいたします。

○議長(金谷文則君) 以上で説明が終わりました。
これより質疑を行います。
質疑はございませんか。
3番佐藤武議員。

◆3番(佐藤武君) ただいま説明をいただきましたけれども、調査経費が今年度において100万円以内とするということでございますけれども、この具体的な経費の積算根拠をお示しください。

○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。
16番下山議員。

◆16番(下山哲司君) 佐藤議員の質問にお答えいたします。
100万円の予算の内訳を御報告させていただきます。
委員会会議録57万240円、1万4,400円税抜きでございます。1回3時間掛ける12回、一月2回を予定しております。委員会費用弁償4万8,000円。弁護士費用36万円。相談料が1回2万円、出張旅費が1回1万円でございます。それから、証人費用弁償1万円。郵送料3,000円。合計99万1,240円の予定としております。
以上です。

○議長(金谷文則君) 佐藤議員、よろしいか。
(3番佐藤 武君「いいです」と呼ぶ)
他にございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(金谷文則君) 質疑なしと認めて、これで質疑を終わります。
本件については、赤磐市議会申し合わせ事項により、委員会付託を省略いたします。
これから討論を行います。
まず、原案に反対の討論はございませんか。
14番佐藤武文議員。

◆14番(佐藤武文君) 私は、今回、発議第10号につきまして、反対の立場で討論をさせていただきます。
前回も、種まく旅人の案件につきましてこの赤磐市議会の中で百条委員会が設置されました。そのとき、私は反対討論に登壇をさせていただいております。なぜならば、前市長が背任及び公文書の偽造の容疑で、要するに前副市長と職員を告発をした件について、百条委員会が設置をされました。当時、私は議長という立場でありまして、いろいろな方に御相談をさせていただきました。そのときに、議長、半数以上議員の賛同をいただいておるので、幾ら議長が反対だと言ってもこれは通らないということで、百条委員会の設置を迫られたといいますか、お話がございました。
そのとき、私は、自分自身の判断ができないということの中で、ある議員に相談をもちかけまして相談した結果、赤磐市議会として市民に知らせるべき義務があるということの中で、百条委員会の設置を私はその当時議長の立場でやらせていただきました。
そのときに、私は多くの教訓をいただいて、百条委員会というのは、地方自治法第100条に基づいて非常に権限のある委員会であり、また調査機関であるということは認識をさせていただいております。しかしながら、調査権の中でいろいろ議論を委員の皆様方に深めていただいても、なかなかその目的に到達するということは非常に難しい、困難であるということに私は気づきました。
そういうことの中で、百条委員会は一生懸命議員の皆様方がかかわって、そのことについてやっていただいておるわけでございますけど、なかなかその目的といいますか、要するにやろうとすることについてなかなか到達をしないというのが現実であって、市民の皆様方からは、先ほどの質疑の中にもございましたように、多額な費用を使って赤磐市議会は何をやったのだということを結果を求めるといいますか、結果についていろいろな御批判を今までもいただいてまいりました。
そういうことの中で、私は百条委員会に反対をするものではございません。百条委員会で解明、究明できることがあれば、やればいいと思います。しかしながら、今回の件についても、私は調査不足の点が多々ある。もう少し赤磐市議会の中で調査をした段階の中で踏み切るべきではないかというふうに思っております。調査について、私は若干今回もまだ不十分であるんではないかなというふうに思っております。
そのことの中で、私は今回、百条委員会の開催については、反対の立場で皆様方に御協力を求めさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

○議長(金谷文則君) それでは、次に原案に賛成討論を求めます。
(16番下山哲司君「本人が賛成討論させていただいてもよろしいんですか」と呼ぶ)
どうぞ、賛成討論してください。
賛成討論はございますか。
16番下山議員。

◆16番(下山哲司君) 反対討論がございましたので、本人みずから賛成討論をやらせていただきたいと思います。
第100条というものは調査権だけのものでございます。今、佐藤議員が申しました議会で調査をしてから、これはもう全く論になりません。議会には調査権はありません、審査権はありますが、その辺を御理解いただいて。第100条というものは、別に人を罰するとか職員を罰するとかというものではありません。議会というものが執行部の審査をした過程において不十分であるということで調査をして市民の皆様方に伝えることが議会の使命でございますので、そういうほうに御理解をお願いしたいと思います。

○議長(金谷文則君) 続いて原案に反対の討論はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(金谷文則君) それでは、賛成の討論はございますか。
4番佐々木議員。

◆4番(佐々木雄司君) 原案に賛成の立場で討論させていただきたいと思います。
百条委員会設置して、これ調べましょうよ、皆さん。このまま市の調査報告だけを受けて、我々がああそうですか、了解しましたという話にはならないと思います。例えば、市のほうの調査報告書の中で言われておりますのは、緊急性があったことなんだというのを言いわけにされていらっしゃるわけですけれども、果たして本当に緊急性あったのかというところも我々知らなきゃいけませんし、市のほうがはっきりと違法性があったんだと、違法行為なんだということで断じられているわけです。
でも、その違法行為の中身というのは我々誰も知らないでしょ。誰か答えられる人いますか、私含めて。誰もいないはずなんです。違法行為がどういうものであったのかということを我々は知らなきゃいけないし、我々議会を通じて住民というのはそれは知る権利があるんです。我々がここのところで、住民が知る権利を認識しながら、今言いました緊急性の問題であったりとか、市のほうが断定している違法であるとか、中身であるとかというものを我々がそれを調査して知ろうとする努力をしなかったら、住民には行き届かないんです。
じゃあ、住民は何をもって選挙するんですか。今回のこの大きな不祥事について何も知らされないまま、知らないままに、何か不祥事がありました。何かごちゃごちゃしたことがありました。その程度で来年、再来年の選挙に挑まなきゃいけない。市長選挙に挑まなきゃいけない。果たして本当に正しい赤磐市政を住民は選ぶことができるんでしょうか。これは民主主義の話です、皆さん。我々一人一人がどう考えるかというよりは、我々一人一人は民主主義の構成員としてこの場に立っているわけですから、その義務と責任を果たさなきゃいけないんじゃないですか。
私は、この問題につきましては真相を明らかにして、我々議会が知ることによって住民が知るという、そういう議会制民主主義の一つとも言えるようなものをこの赤磐市でつくり上げ、そして赤磐市議会なかなかやるようになったな、このように住民からの信頼を取り戻せる、取り戻すこれは取り組みの一歩にしていきたいなというふうに思っています。どうか皆さん、そういったようなところで民主主義の構成員としましてぜひ百条委員会設置に向けて力を合わせていただきたいと思います。
私の賛成討論は以上です。

○議長(金谷文則君) 次に賛成の討論はありますか。
1番永徳議員。

◆1番(永徳省二君) では、賛成の立場で討論のほうをさせていただきます。
今回の公金の不正支出及び公文書の改ざん、大変な問題です。何せNHKがテレビでちゃんと流して、新聞も全県版に載った。非常に重要な問題です。重大な問題です。にもかかわらず、あやふやのままで終わらせていいんでしょうか。
実は、この所管は総務文教常任委員会です。先日、この2つの公金不正支出あるいは公文書改ざんについて議論をしようという話になったんですが、途中から協議会形式になりました。協議会形式というのは秘密会です。それまでインターネットで皆さんにパソコンやスマホで開示してたのが、急に遮断されて、見ておられた市民が見れなくなった。こんな状況で皆さん開かれた議会と言えるんですか。我々は開かれた議会のために定例議会中の常任委員会もインターネット中継するように皆さんそうしたんでしょ。そしたら、ましてこんな重大な事件に関してぜひ百条委員会をつくって、きちっとすべきではないでしょうか。
その協議会中の中の質問で、私はこの公金支出、誰から誰に対して幾ら渡ったんですかという質問をしました。そうしましたら、総務部長は、金額は把握している、でもここでは言えない、言えないと言われました。こんなことでいいんですか。把握しているんです、執行部は。ちゃんとそこも幾ら渡ったのか。これ税金です、税金、公金です。この辺をはっきりさせるべきではないでしょうか。皆さん、市民感情として市民はどう考えているのか、そういうところをはっきりさせてほしい。だから、きょうも傍聴者の皆さんたくさん来られてるんでしょ。ぜひ皆さん賛成いただきますようによろしくお願い申し上げます。

○議長(金谷文則君) 他にございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(金谷文則君) それでは、これで討論を終わります。
執行部、副市長のほうから発言の申し出があります。
皆さんにお諮りをいたします。
副市長の発言についてそれを許可することに賛成の方。
(「何を言うん」と呼ぶ者あり)
何を言うかは聞かなければ後でわかりませんので、発言を求められているのを皆さんに聞くことができるということなので、そのことについて皆さんにお諮りをします。
今、執行部、副市長のほうからこちらに申し出がありましたのは、先ほど原田議員のほうが発言をされた単価のことについて金額、それからあとそういう改ざんがあったということが後で出てきたということがある。それについての発言を求められています。それを許すかどうか皆さんにお諮りをしたいと思います。
(9番佐々木雄司君「タイミングでそれが出てくるというのはどういう意味なんですか」と呼ぶ)
採決をする前に、今申し出がありましたので、これから採決をとることについて何か左右することが出てきたら困りますので、事前に皆さんにお諮りをしたいということで決をとらせていただこうと思っております。
(9番原田素代君「議長、それに対する反論は当然できるんですね。書面がありますから」と呼ぶ)
できません。
(9番原田素代君「だったら必要ない」と呼ぶ)
それでは、皆さんにお諮りをしたいと思います。
執行部からの申し出について許可するとされる方は起立をお願いをいたします。
〔賛成者起立〕

○議長(金谷文則君) 賛成が多数でございますので、執行部、前田副市長の発言を許します。
前田副市長。

◎副市長(前田正之君) それでは、私のほうからお願いをさせていただきたいと思います。

○議長(金谷文則君) 違うということを言うだけでしょ。
(16番下山哲司君「議長」と呼ぶ)
何でしょうか。

◆16番(下山哲司君) 原田議員の誤りの部分を訂正されるんならよろしいですけど、お願いはこういうあれにはありませんので、誤りの部分を訂正してください、内容的には。

○議長(金谷文則君) そのように聞いておりますので、誤りの部分だけ、差異があるところについてでございますので、発言をしてください。

◎副市長(前田正之君) 私のほうから、先ほど原田議員が認第1号平成30年度一般会計歳入歳出決算の認定についてのところの反対討論の中で、執行部のほう、今回のこの件で新たな改ざんのことを見つけたというような御発言をされたかと理解しております。その中で取り上げられた件ですが、9万円の女性事務員のことで840円が900円ということで改ざんされたというふうにお話をされたように理解しておりますが、その事実はございません。
先ほど休憩のときに少し趣旨のほうを私が議員のほうにも確認をさせていただきましたが、それは議員のほうが監査委員さんとの確認事項のやりとりの中で確認をされたことをもって改ざんの新たなものだというようなことで先ほど私も聞き取らせていただきました。最初の議員の御発言のあれでは、新たな私たちが報告をさせていただいている報告に新たにまた別のものが出てきたというふうな御発言に聞こえましたので、その辺を御理解いただいて、訂正のほうをお願いしたいというのをここでお願いしたいというのが趣旨でございます。よろしくお願いします。

○議長(金谷文則君) という意見というか、そういう申し出がございました。議長のほうで精査して、また結論は出したいと思います。
(9番原田素代君「意見表明はだめなんですか」と呼ぶ)
今ここで議論するようにはなっておりませんので。
(9番原田素代君「大体、そもそもそっち認めるほうが、あんたたち……」と呼ぶ)
認める認めないじゃございませんので、静かにお願いをいたします。
それでは、これから発議第10号学校給食センターの配送業務及びスクールバス運転業務等に係る公金支出について並びに公文書改ざんの調査に関する決議案を採決いたします。
本件について賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕

○議長(金谷文則君) 起立少数であります。したがいまして、発議第10号は否決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~

△日程第4 発議第12号 委員会の閉会中の継続調査及び審査について

○議長(金谷文則君) 続きまして、日程第4、発議12号委員会の閉会中の継続調査及び審査についてを議題といたします。
お手元に配付しております継続調査及び審査一覧表のとおり閉会中の継続調査及び審査の申し出が各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長からありました。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査及び審査に付することに異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(金谷文則君) 異議なしと認めます。したがいまして、さよう決定いたしました。
以上で本日の日程は全て終了し、今期定例会の議事も以上で終了いたしました。
この際、閉会に先立ち、市長の挨拶を求めます。
友實市長。

◎市長(友實武則君) 長時間にわたりありがとうございました。それでは、閉会に当たりまして一言御挨拶を申し上げます。
今期定例会は、去る8月29日に開会して以来、本日までの30日間にわたり諸議案につきまして終始活発かつ熱心に御審議をいただきました。数々の貴重な御提言もいただきました。心から厚く御礼を申し上げます。御審議の過程でいただきました数々の御意見、御提言につきましては、今後の市政運営に当たりまして十分参考とさせていただきたいと考えております。
さて、このたびの教育委員会における不適切な事務処理につきましては、市民の皆様、また議員の皆様におかれましても、市政の信頼を大きく損ねる自体となりましたことを改めまして心からおわびを申し上げます。大変申しわけございませんでした。今期定例会におきましていただきました数々の御意見を真摯に受けとめ、引き続き再発防止に向けて全力で取り組んでまいります。
朝夕気温も下がっており、日中との温度差も大きくなっております。議員の皆様方におかれましては御健康に十分に留意されまして、より一層の御健勝、御活躍を御祈念申し上げ、閉会の御挨拶といたします。ありがとうございました。
(9番原田素代君「報告はそれだけですか」と呼ぶ)

○議長(金谷文則君) 静かに願います。
以上をもちまして令和元年9月第4回赤磐市議会定例会を閉会といたします。
大変お疲れさまでございました。
午後0時4分 閉会

地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
令和 年 月 日
議  長  金  谷  文  則

署名議員  治  徳  義  明

署名議員  原  田  素  代