沖縄名護市への表敬訪問から学んだこと

4月25日~27日に「立憲主義と地方自治を守る議員の会」の沖縄訪問団に参加しました。訪問団は13人(市議・町議9人、元議員1人、市民3人)です。
しかし4月25日は選挙後の臨時議会のため、私は26日から遅れての参加となりました。
26日は13時に那覇空港に到着し、名護市役所に直行して15時からの名護市議会の仲村議員、川野議員、仲宗根参事の3人との懇談会に参加しました。
自己紹介のあと名護市の抱えている課題を聞きました。 “沖縄名護市への表敬訪問から学んだこと” の続きを読む

4月臨時議会の議案から

 市長は選挙公約の「重点戦略」として、移住定住促進のためクラウドソーシング(在宅・遠隔就業)で若者から高齢者まで多様な働き方の環境整備をするとしていました。しかし4月臨時議会では、「情報通信技術利用事業」=クラウドソーシングを条例から外しました。就業先の選択肢を増やすためには、これから特に注目されており、徳島県などでは企業誘致、若者の定住にもつなげています。「重点戦略」にしておきながらクラウドソーシングへの税条例の特例を廃止する議案に反対しました。

この度の選挙で気づいたこと

投票所の削減による投票難民対策が必要です。

4年前に市内各地区の投票所は下記の通り削減されました。

地区 削減前 → 後
山陽地区 10 → 8
赤坂地区 7 → 3
熊山地区 5 → 3
吉井地区 7 → 5

今回、多くの市民から「以前は歩いて行ける投票所があったのに、車に乗らないから投票に行けない」「タクシーを使って投票してきた」など切実な声が大変多くありました。住民自治にとって、選挙及び投票が正当に執行されることは重要なことです。あまりに急激な削減によって「投票難民」が生まれています。憲法に定められる選挙権を行使できる環境を整備する義務は自治体にあります。次回の選挙までには改善を求めていきます。

公開討論会の開催

市民による市長選挙の公開討論会が企画されました。IPUの教授にコーディネーターも依頼して準備を進めていました。澤候補からは出席の同意はもらえたのに、現職の友実候補からは出席しないと、断られたそうです。  市民には、市長を決める重要な選挙ですから、候補者自身の訴えを聞き比べたいと願うのは正当な権利です。教授によると「新人候補が断る例はあるが、現職が断るというのは聞いたことが無い」そうです。

 

そよかぜ89号

そよかぜ 89号(2017年6月発行) 目次
  • 6月議会 予定  ◇傍聴においでください◇
  • この度の選挙で気づいたこと
  • 4月臨時議会の議案から
  • 沖縄名護市への表敬訪問から学んだこと

農繁期を迎え、農家のみなさんは毎日お忙しくされていることと思います。

アメリカがトランプ政権になって、TPPから離脱する!と真っ先に断行しましたが、今になって日本をはじめ残された11カ国だけでTPP を進めることになりそうです。
トランプ政権の自国第一主義も極端ですが、グローバリズムで経済活動を進める動きは、自国の1次産業の生産者達には「強い、大型化」を強いるもので、勝ち組、負け組の格差を広げる政策になる懸念があります。「関税」という制度の意味は自国の経済を守るという役割があります。TPP は「関税」をすべて無くしていこうという制度です。
果たしてTPP で日本の国民の生活を守れるのでしょうか。

6月議会

6月8 日(木)10:00~ 本会議 (議案の上程)
12日(月)10:00~ 本会議 (一般質問)
13日(火)10:00~ 本会議 (一般質問)
16日(金)10:00~ 本会議 (質疑・委員会付託)
20日(火)10:00~ 産業建設常任委員会
21日(水)10:00~ 総務文教常任委員会
22日(木)10:00~ 厚生常任委員会
29日(木)10:00~  本会議(委員長報告・質疑・討論・採決)