原田そよ議会報告 2 2023年2月 そよかぜ第113号

赤坂地域の3小学校の適正規模を基に統合について、10年放置している問題

市は2011年から10年越しで赤坂地域の3小学校児童の適正規模の見直しについて棚上げ状態にしています。2011年の説明会で地域の人から「小学校を無くさないでほしいという希望が多い」という判断で、5年間は様子をみるという結論でした。しかしその後現在まで教育委員会はなんら対策はしていません。去年1月4月8月と地区や住民に説明会をようやく始めました。そこで結論が出ると思っていましたが、もう一度住民アンケートをとる、というではありませんか。昨年の3回の説明会の結果で結論は導かれたと思うのですが。
①保護者説明会では、
「こども園は統合したのに小学校はなぜ統合しないのか。統合して3校がいっしょにならないのか。」「保護者アンケートで統合賛成意見が多数をしめた場合でも統合できないことはあるのか」
②区長会の説明会では
「今日は統合の話がでるものと思っていた。」「市として、こうしたいから地 域としてどう思うかと問いかけなければならないのではないか。はっきり言ってもらいたい」
③地区の住民説明会では
「教育には適正規模を考えなくてはいけない。その児童の能力を引き出すことができるように適正規模にすることが必要である。」保護者から「保 護者と地区の意見が対立して統合の話がながれるのが怖い」

赤坂地区の3小学校の児童数は
各校の児童数 18人、43人、79人の全部で138人です。

保護者が切実に適正規模の小学校で学ばせたいと切望しているのに、地域の人が「無くさないでくれ」と求めているのだから、そのための検討委員会等を進めてきたのか。

『答弁』
検討委員会等は開催していない。

地域の人の要望に10年間なにもしないで まだアンケートをしますというのは、住民を愚弄しています。まして、アンケートの趣旨が「魅力ある学校づくりのために」とは。違います。「適正な規模の学校運営のためのアンケート」であるはずです。

『答弁』
年度明け早々には方針を出す。