6月議会 一般質問から
福島県の常磐道で高校生が死傷したマイクロバス事故を受け、岡山県内の全27市町村教委に生徒送迎ルールの調査をしたところ、明文化しているのは笠岡、美作、浅口、矢掛、勝央の5市町教委だけで判断が現場に委ねられているのが実情。今後は安全確保への動きが出ている。
ひるがえって、赤磐市内の放課後学童クラブでは、月曜から土曜日まで毎日学校からスタッフが自前の車で迎えにいっているクラブがある。
今回の事故は、1年間に何回かの大会や、試合の遠征の移動時の送迎である。
学童は毎日の車両による送迎である。なぜ赤磐市は公設民営の学童クラブの、個人の車両による送迎を認めているのか。
市内の放課後学童クラブは21あり、送迎をしているのは13クラブである。そのうち車両を使用しているのが7クラブ。車両の所有形態は、民間事業所のクラブが5,有償運送車両が1,個人車両が1。
車以外の送迎の方法は、6クラブは徒歩による送迎である。
民間事業所が業務として車両を使用することや、有償運送車両を使用することは理解できるが、 1件だけ公設民営の学童クラブが個人車両を使用した送迎を認めていることは問題である。
本来学童クラブとは、各小学校ごとに設置されているもので、校庭内を安全に移動してクラブに通えるようになっている。他の6クラブのように徒歩でスタッフが付き添って送迎するように指導する気はないのか。
答弁では、営業活動の一貫として事業所の車両を使用して子どもを集める民間学童クラブの増加により、 法律では移動の車両使用は禁止されていないので、問題はないと説明された。
民間が増えたことによる規制緩和で、個人の車での送迎が可能だからといってその状態を放置することは悲惨な事故がすでに起きていることの危機感がないのではないか。
たった一つのクラブが、市内の公設民営クラブで認めることは、今後も個人所有の車での送迎を認めていくことになる。国は規制の見直しをすすめて有償運送に切り替えたり民間の事業所に限定していくことになる。
赤磐市の危機感や緊張感の緩さを指摘せざるを得ない。
