そよかぜ92号3月議会の予定

2月22日(木)午前10時~ 本会議(議案の上程)
23日(金)午前10時~ 本会議(議案の上程)
26日(月)午前10時~ 一般質問
27日(火)午前10時~ 一般質問
3月2日(金)午前10時~ 本会議(質疑・委員会付託)
6日(火)午前10時~ 産業建設常任委員会
7日(水)午前10時~ 総務文教常任委員会
8日(木)午前10時~ 厚生常任委員会
20日(火)午前10時~ 本会議(委員長報告・質疑・討論・採決)

寒さが厳しい毎日が続きます。
1月26日に元官房長官の野中広務さんが逝去されたと報道されました。私は5,6年前に野中さんの講演会に参加する機会がありました。護衛のためと思われる筋肉隆々の若い男性を従えて会場に立った姿は小柄な人なんだという第一印象でした。しかし話が始まるとオーラが出てきました。
障がい者施設の運営や、ハンセン病訴訟の患者さんと向き合うなど一貫して弱者の立場に立つ政治姿勢は有名です。
沖縄問題で米軍用地の規制撤廃の改正案が可決してしまうのですが、この委員会の委員長であった野中さんは議場の報告の中で、「この法律が沖縄県民を軍靴で踏みにじる結果にならないよう」「大政翼賛会にならないようお願いしたい」と訴えられました。異例の委員長発言でした。今の沖縄に対する自民党は相次ぐ米軍機事故問題に「それで何人死んだんだ」と副大臣がヤジを飛ばす国会となってしまっています。
また1999年に施行された「国旗国歌法」について当時内閣官房長官の野中さんは「国歌・国旗の制定法であって義務や強制するものでない」と説明しています。その根底には、戦時中軍国少年であったと告白しそれは戦時教育によるものであり、その危険性を痛感していたということです。
昨年3月には「再び戦争になるような歴史を歩むべきではない。9条改正は反対だ」と言い切っています。安倍首相にはこの思いをくみ取る力はないのでしょうか。 ご冥福をお祈りします。