友実候補の3つの政策を検証[3]2021年3月 そよかぜ第106号

(3)「災害に強いまちづくり」がありません。

多発する災害の激甚化は、岡山でもすでに真備地域などでの深刻な水害により多くの人命を失う経験をしており、誰でも災害に強いまちを求めています。赤磐市役所が2.2m浸水想定されているところにあってほしくありません。 しかし友実市長は「30㎝」だの「浸水対策は不要」だのと真実を認めようとしません。議会にウソの説明をしたことで、耐震化工事の予算は議会で否決されました。
市長は「議会と市役所は車の両輪だから協力していく」と発言されましたが、ウソをつくようでは議会だけでなく、市民をだましたことになるのです。
行政は市民の生命を守るために、最新の浸水想定を公表して、適切な浸水対策を行うことを市民は求めています

市長は選挙戦で、「みなさんに恩返しをさせていただく」と繰り返し訴えていました。市長の「恩返し」とは何のことなのでしょう。行政は納税者である市民に恩を与えるものでなく、適切な業務を遂行することで、安心な市民生活を保証するものです。
恩とは「以前よくしてもらった相手に義理を返す」ということです。選挙で投票してくれたら、お礼をさせてもらうという意味になるのでしょうか。  市民の民意を2分した選挙となりました。友実市長はわずか81票差の信任しない市民の思いをどこまで慎重にすくって政策に反映できるのか、これからの4年間で試されます。