[100条に関するわかりやすい質疑]令和元年9月第4定例会9月4日

令和 元年 9月第4回定例会
令和元年9月第4回赤磐市議会定例会会議録
令和元年9月4日(水曜日)

◆9番(原田素代君) それでは、私のほうからは、事前に通告しております3点についてお尋ねをしてまいりたいと思います。
一番最初にまず、議会が動議を出した監査請求について、監査委員のほうの監査報告が出ました。また、きょうはあわせて市のほうが報告書も出していただいておりますので、あわせての質問、説明を求めさせていただきます。
2点目として、高齢ドライバーのサポートについて、同僚議員もおっしゃっておりましたように非常に悲惨な事故が1年半前に起きたまちとして、高齢ドライバーの安全運転のサポート対策というのは、そういう意味では県内では一番最初に進められるべきだというふうに私は思っておるのですが、それについての御見解。
それから、学校給食の民営化が新聞でも見ましたし、具体的な状況について詳しくお聞きをしたい。それから、今は学校給食が夏休みの学童クラブへの給食提供であったり、また朝食が食べられない児童たちへの朝食の提供など、各自治体が本当に子供のためにさまざまな諸策を行っておるという現状について、子育てするならあかいわ市の看板を掲げるまちですから、その辺に対する対応についてお尋ねしていきたいと思っております。

○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。
友實市長。

◎市長(友實武則君) それでは、原田議員の質問に順次お答えをします。
まず、監査請求あるいは市の調査報告について、学校給食センターの配送業務及びスクールバス運転業務に係る公金支出についてのことでございますが、本件につきましては先ほども言いましたが、調査結果を教育長より御報告をさせていただきました。内容につきましては、昨日の下山議員の御質問において御答弁をさせていただいたとおりでございます。よろしくお願い申し上げます。
続きまして、交通安全についての御質問でございます。
高齢者に対しましては、出前講座での安全運転の指導、交通安全体験車「おかやまふれ愛号」による身体機能の変化を検査できる体験、そして安全運転サポート車の体験などを実施しております。それぞれの方に合った運転の仕方を学んでいただいているところでございます。
また、ペダルの踏み間違いによる高齢者の交通事故が多く発生しております。こういったところから、所有している自動車に後づけで取りつけることのできる踏み間違い防止装置の整備についても事故防止対策としては有効であると考えますので、今後設置啓発を行ってまいりたいと思います。今後、高齢者につきましては運転免許証の自主返納でございますが、一方では安全に安心して運転できることも念頭に、各種の仕組みづくりを検討したいと考えます。
続きまして、学校給食の民営化というふうに言われてますが、これは一部民間委託という考えでございます。これについての御質問でございますが、この一部民間委託については、安心・安全で安定的な給食を目指して、運営方法について検討を重ねてまいりました。その結果、今後の計画としてまず令和2年9月に中央学校給食センターの調理、配送業務等について民間事業者への給食業務の一部業務委託を行って、直営の場合と民間の場合について比較検証を行います。その後に次の段階へと進んでいくように考えております。
なお、夏休みの児童クラブへの給食サービス事業、これについては教育委員会から答弁をさせていただきます。
私のほうからは以上でございます。

○議長(金谷文則君) 続いて答弁を求めます。
内田教育長。

◎教育長(内田惠子君) 原田議員の監査請求の結果についての御質問にお答えいたします。
今回の臨時職員の任用につきましては、調査の結果、不適切な事務処理が認められました。緊急対応で運行の継続、安全・安心な運行を最優先に取り組んでいたため、事務処理の十分な確認ができなかったとはいえ、落ちついた段階で再度精査すべきであったと考えております。
このような不適切な事務処理があったことを深く反省し、今後については適切に事務処理を進められるようチェック体制の見直しを行ってまいります。
次に、学校給食一部民営化についての御質問にお答えいたします。
学校給食業務の運営につきましては、学校給食業務に係る民間事業者への業務委託基本方針(案)を作成し、保護者を中心に説明を行ったところです。
事業の目的としては、市全体で安定した財政基盤の確立を図るため行財政改革に取り組む中、給食センターにおいても調理等に従事する技能労務職員は退職補充せず、臨時調理員の補充で対応しているのが現状です。しかし、今後正規調理員の減少や高齢化により、給食業務の安定的で円滑な運営に支障が生じることが想定されます。その対応として、安全・安心で安定的な学校給食を提供するためには、民間事業者への業務委託は避けることのできない現状にあります。
1月にPTA役員を対象に中学校区単位に市内5カ所の中学校において、民間の活力の導入について説明を実施いたしました。アレルギー対応は大丈夫か、質の低下はないか、衛生管理は大丈夫かなど不安の御意見や、民間の調理員のスキルを上げることや、市の監視機能のチェックを強化することが大事であるなどの御意見をいただきました。その御意見を踏まえ、基本方針案を作成しており、今後につきましては令和2年9月に中央学校給食センターから業務委託を開始し、直営と民間の運営方法について比較検証を行い、次の段階へと進むこととしております。
次に、夏休みの学童クラブへの給食サービス事業についての御質問にお答えいたします。
業務委託によって、民間事業者のノウハウや調理員等の柔軟な勤務体制により、現在より給食提供のサービスを拡大できると考えております。しかし、給食に係る費用は食材費のみならず、光熱水費や調理員の人件費などがかかってまいります。また、少量の調理に対してコストも割高になると想定されています。保護者の経費負担の問題がありますので、現時点では研究課題とさせていただきます。
以上です。

○議長(金谷文則君) 一括しての答弁が終わりました。
続きまして、監査請求の結果についての再質問はございますか。
9番原田議員。

◆9番(原田素代君) 昨日、同僚議員のほうからも今回のこの違法な事案について多くの厳しい指摘がございました。その中で私も全く同意見ですが、市のトップスリーである市長、副市長、教育長、この3人の方々の責任は極めて重いと思っております。
そこでお尋ねしたいのですが、この事案についてそれぞれ3人の方は、いつこの問題に気がついたのか、もしくは知り得たのか、誰から知り得たのか。何月何日をお答えいただきたいと思います。
お答えいただくに当たって、私が知り得るこの間の経緯を時系列でお話しさせていただきます。ことしの2月28日が一番最初です。まず、3人の方は、この2月28日にあったことについて聞いてるかどうか、お答えください。
何があったか、これは総務課長へこの当該者と私と2人で、要するに働いていないのに支払われた賃金を返したいと、現金も持ってお会いしました。課長は大変動転されて、とにかく受け取りはできないと、受け取りを拒否されました。最低この時点で三役が、働いてもないのに公金を支出していたというこの深刻な事態を知っているべきだと私は思っておりますが、この2月28日の事態についてお聞きになってるかどうか、お返事ください。
その後、3月26日、4月12日、これは教育委員会に対して私が情報開示請求をしました。まさに改ざんされているときだと思いますが、最初の3月26日は、この当該者の雇用状況、任用通知、さまざまな彼の契約に関する一式を求めました。4月12日は、実はここでおかしな話なんですけど、4月12日の段階で私はドライバー3人の勤務状況について求めたら、課長が私に会いに来まして、原田さん、実は3人じゃなくて5人なんです、ドライバーはって、彼から言われました。私は、ああ、親切な課長だなと思いました。実態を積極的に公開しようと思ってるんだろうと。まあ改ざんが済んだからそういうふうに言ってきたのかなと今にして思えば思いますが、そういうふうに情報を提供されたので、4月12日の開示請求には5人の運転手についての開示請求をしております。ここでは、最低それぞれ3人の方はもう耳にしているはずだと思いますが、いかがでしょうか。
ちょっとこれ別件になるんですが、もう2つ目の質問に入ります。
4月1日にこの当該者が勤務しているクリーンセンターに、16時25分に課長と給食センターの所長と総務課の弁護士が入ってきたと。当該者にしてみれば、あと数分で勤務が終わって外へ出ようとしているところに踏み込まれたと。で、クリーンセンターの所長に済いません、ちょっと相談スペースを貸してくれと、非常に嫌な顔をされながら借りたと。その3人が何を言うかというと、まず課長は、もともとこの当該者は既にこの日が4月1日ですけど、年末調整が済んでいたんです。ですから、約76万円ですけど、約80万円は所得として申告してたんです。だけど、彼はもらってない、返すものだから修正申告をしたい。修正申告をするために説明書が要ると、こういう事情で修正申告をします、それをよこせと言ってたわけです。それに対して課長は、あなたが欲しい文書を書面で提出しろと言った。何か盗人たけだけしいですよね。それから、総務課の弁護士はこういうふうに言ったそうです、クリーンセンター等の勤務実態を報告しろと。今さらあんたが聞くかっていう話ですけど。もっと彼が怒った理由は、弁護士であるこの人が初対面であるにもかかわらず、名乗りもしない、名刺も出さないで、こういう形で報告を求められたのに大変怒っておりました。これについては、私のほうにも連絡があったので、4月3日、私は前田、川島両副市長と塩見総務部長、3人に対して、4月1日にこのようなことがあったと、厳重に抗議を申し入れるというふうに伝えました。その際に2つ調査を求めています。1つはパワハラの責任者は誰になるのか、2つ目は雇用契約についてどうなっているのか、経緯をちゃんと説明してくれと。4月3日の時点で両副市長と塩見総務部長には申し入れています。
4月3日以降、塩見部長だったか、前田副市長だったか、記憶がはっきりしませんが、どちらかが後日、本人に謝罪しましたと聞きました。謝罪したっていうことは、パワハラを認めてらっしゃるわけですよね。ところが、今回の市の報告書には、全く逆の報告が書かれています。何て書いてあるかっていうと、パワハラに該当するような事実は全くなかったと判断したと。私すぐ電話しまして、何か許してあげる、あれはパワハラじゃなかったよって、あなたはそういうふうに譲歩したのかって聞いたら、とんでもない、僕は話もしてない、このパワハラの件では。ハラスメントというのは、やったほうは自覚がないんです。やられたほうが被害者として嫌な気持ちにさせられるわけです。当事者にあれはパワハラだったかどうかっていう確認もしないで、全くなかったと判断したなどという文書をつくること自体、私は今回の市のこの報告書に非常に多くの疑問を感じてるんです。この後、続きますけれど、まずそこのパワハラの問題、そういう調査が行われたということについて御答弁ください。
時系列を続けます。4月4日、学校給食センターの所長から面談を申し入れられました。主な面談の理由は、私が開示請求してるので、こんなふうな資料を出そうと思いますがよろしいですかというお伺いだったんですが、私のほうが、なぜあなたは現場にいて勤務がないことを知っていながら、上司に伝えなかったんですかと言いました。非常に物が言いにくそうでしたが、課長には言いました、来ていませんっていうことは。だから、給食センターの所長は上司に対して、勤務実態がないよっていうことは言っているという事実はここで確認しました。大変もう青菜に塩で悄然とされてました。8月の賃金を払ったこともどうしてだって言ったら、あれは僕のミスですと。全て僕が悪いんですと彼は言いました。その姿を見て私は、この上司は彼を守ってあげられなかったんだなっていうことを非常に痛感しました。現場の職員たちがどんな思いで仕事をしてるのか、それが全く赤磐市は、組織としての管理監督責任者は理解を及ぼしてないんだなっていうことを非常に感じました。
あと、さらには皆さん御承知のように、4月19日に原田が議長宛てに教育長へ調査と報告を求めるという書面を出しました。5月8日に教育長から調査中で回答できないと文書で報告がありました。そして、6月議会の一般質問、これは市長も教育長もお二人一緒の言葉でしたね、調査中のため回答できないとノーコメントを繰り返された。
こういう経緯の中でもう一度確認します。市長、副市長、教育長は、何月何日の時点でこの事案を知ったのか、誰から聞いたのか、お答えください。それから、この報告書にあるパワハラは全くなかったと判断したという、この文書についてどういう調査をされて、どういう判断でこれを書かれたのか、お答えください。この2つについてまず求めます。

○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。
友實市長。

◎市長(友實武則君) 再質問にお答えします。
まず、この事案について、いつ、誰から報告を受けたのかということですが、これについては正確な日時ということではありませんが、2月28日にこの該当の職員から返納の申し出があったということが教育委員会のほうから報告がございました。そのときに、こういったことについて詳しく報告するようにということで報告は聞いております。
それから、パワハラについてでございますけども、この件について、まずはこの職員の管理の責任者は、最高責任者としては私でございます。そういう中で、もしこのパワハラかどうかは別としましても、その方に対して失礼な言動があったとしたら、それについては深くおわびを申し上げる次第でございます。申しわけございませんでした。
以上でございます。

○議長(金谷文則君) 前田副市長。

◎副市長(前田正之君) 原田議員の私がいつこの事案を知ったかということでございますが、私は当時、総務部長でありました。3月26日に原田議員のほうが公開条例に基づく請求を出されたときに、私は総務課の職員のほうからこういったことが起こって、こういう原田議員のほうから出されたということで、そこから確認をしたということでございます。
それから、パワハラに関する件でございます。こちらからの報告文書のほうでは、ああいった形の表現になっとりますが、こちらがあの内容につきましては聞き取り調査をした中で、御本人がそういったことは主張されなかったというようなとこから、こちらのほうは、とはいいましても勤務時間中にお訪ねをしたというような事実もございましたので、そういったことを含めまして御本人様に謝罪をしたということです。とはいえ、御本人の側からのパワハラというものは、先ほど御指摘のとおりそういったものであるかと思います。御本人がそういったところを感じていらっしゃるということであれば、大変申しわけないなということで、改めておわびを申し上げたいと思います。
以上です。

○議長(金谷文則君) 内田教育長。

◎教育長(内田惠子君) いつ知ったかということですけれども、2月28日に担当の本件にかかわる方から金額の返納の申し出があったということを次長か、課長か、ちょっとそのあたり同時だったか、はっきり覚えていませんけれども、2人が話しているところでお聞きしております。
以上です。

○議長(金谷文則君) 原田議員、よろしいか。
9番原田議員。

◆9番(原田素代君) 予想以上に早い段階でトップスリーは把握してたということですね。これには逆に暗然とします。今、9月ですよ。2月の段階で不正な公金支出として認められたわけで、当事者が返納を求めてきたという、この事態がどれだけ深刻なものかという、その深刻さの受けとめ方に問題があるのかなと。そう思わないと、だって9月までこんなことが新聞にあんな載るようなことにはならないはずですよ、もっと早く速やかにしていれば。
特に教育長、2月28日に知っていたわけですよ、あなたは。あなたの報告書によると、最後に教育長としての見解がありますが、本来であれば一段落してから調査をするようにすればよかったけれど、それができなかった、責任を感じますと書いてありますが、一段落して調査をしようという気があったとは思えないですね、これでは。2月の段階で不正があったことを知っていながら、緊急避難的に契約したことについて2月の段階でも見直しをする気もなかった。この責任はどれだけ重いんでしょうかね。当然、三役についてもそうですよね、文書の改ざんを許すなどという、あるまじきことをしてるわけですから。
時間がないので、次に行きます。
雇用について確認をしたいと思います。非常に不備があるんです、今回の報告書には。何かというと、まず記載についてです。任用通知書によると、今回の当該者も、それから事務員といわれる方も、あくまで勤務時間は朝の6時半から6時と書いてあるんです。失礼しました、今回の当該者は10時半から12時です。だけど、この女性事務員は、任用通知書には6時半から18時、要するにドライバーと同じと書いてあるんですが、監査報告書によると午前10時から午後4時の勤務時間と書いてあるんです。これ、どっから出てきたんですか。監査委員さんが確認したときには、午前10時から午後4時に勤務をしてるというんですが、私が全部求めた公文書には、午前10時から午後4時はありません。これ、どっから出てきたのか。
それから、今回の報告書の中に予備要員という言葉と待機業務として賃金を払った、この2つの言葉が頻繁に出ますが、任用通知書にはこの当該者についてもあくまで臨時雇用です。予備要員という言葉も待機業務という言葉も書いてありません。便宜上、皆さんの中でこういう言葉で事実を隠そうとしたのではないかと思わざるを得ない。任用通知書に待機業務であるとか予備要員としてって書いてあるならわかりますよ。どっからこの言葉が出てきたんですか。それから、事務員さんの10時から4時というのは、どっから出てきたんですか。まず、ここの確認をします。
次に、この当該者は時給1,750円、月額8万円と明記されています。時給1,750円で月額8万円って、この給与計算はどういうふうに計算式があったのか、確認しましたか。もっと言えば、5人のドライバーの賃金の格差は、32万円、28万円、20万円、18万円で、事務員が9万円で、この当該者が8万円、これだけ賃金がずれるんですね。これは、乗務記録によって算出された、計算されたものなのかどうかを確認したかどうかを聞きます。なぜかというと、今地元では、俺は少なくしかもらえなかったと言って怒ってる人がいるそうですよ。これは、ちゃんと積算されて出された32万円、28万円、20万円、18万円なのかどうかを確認しましたか、そこを聞きます。お答えください。

○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。
友實市長。

◎市長(友實武則君) まず、私のほうからは、2月の下旬にこの返納に対しての申し出が出て、その後に内部調査を指示してるわけですけども、これが時間が長過ぎるのではないかという御指摘もございました。それについては非常に遺憾ではございますが、時間がかかったことについてはおわびを申し上げる次第でございます。
そのほかについては、細かいところを私が把握してないところもございますので、担当のほうから答弁をさせたいと思います。

○議長(金谷文則君) 塩見総務部長。

◎総務部長(塩見誠君) 原田議員の再質問にお答えをさせていただきます。
まず、監査報告にございました事務員の勤務につきまして、10時から16時までと記載されていた件につきましては、ちょっと監査委員の報告でございますので、うちの調査にはそういう時間的なものは入っておりませんので、ちょっとこの答弁はわかりませんということで答弁させていただければと思います。
それからあと、予備要員、待機としての内容がないということでございます。現実、教育委員会がつくりました任用通知といたしましては、先ほど原田議員が説明されたように6時30分から18時ということで、給食運搬というような業務は書いておりますが、予備であるとか待機という記載はございませんでした。聞き取りによりますと、教育委員会につきましてはこういうふうな記載にはさせていただいておりますが、教育委員会の考えは待機と、今実際スクールバスの運転手の方が、3名ほどの運転手のうちで給食を担当していらっしゃる方が3名ほどおられます。その予備員として今回雇用したというような聞き取りをさせていただいております。また、時給1,750円と今回予備要員の方にお支払いをさせていただきました8万円の中で、計算式が合致しないというお話をいただきました。これは、当初教育委員会が1,750円を出しましたのは、厚労省の各種資料の中から出したという話を聞いておりますが、実際雇用しております皆さんと話をする中では、まず月給を先に話をしたと。ですから、月給が幾らというのを先に話しして、その臨時の方も自分は月給がこれで今回スクールバス及び給食配送をするという理解のもとで実際業務をしていただいたと……
(9番原田素代君「学校給食だけです」と呼ぶ)

○議長(金谷文則君) 相対してお話はやめてください。
(総務部長塩見 誠君「済いません」と呼ぶ)
答えてください。

◎総務部長(塩見誠君) 月給でするということで、教育委員会と雇われていらっしゃいます臨時の方の中では合意して事業が進んでいたということでございますので、ちょっと時給と月給との計算、何時間掛ける何日という計算が合わないというようなふぐあいが生じているのも事実でございます。
以上でございます。

○議長(金谷文則君) 原田議員、よろしいか。
(9番原田素代君「いいんですか」と呼ぶ)
どうぞ。

◆9番(原田素代君) まず最初に、パワハラの報告書の記載の変更を求めたいと思うのですが、申しわけないという謝罪は聞きましたが、これは非常に報告書としては公文書でございますので、事実と違う記載があったということで、もちろん本人との確認の上、このパワハラ問題が事実ではなかったという断罪をしておりますが、これが違ってたということについての訂正を求めたいと思います。
それから、月給制、月給が先にあったということですが、私は先日、前田副市長のほうに臨時採用における市の要綱をいただきましたが、あくまで臨時は時給か日給です。月給はないんですよ。最初から月給があったということ自体、おかしいと感じるのが本来じゃないんですか。そんな臨時の雇用の要綱は見たことがないんですか、三役の方は。そもそも最初から月給を決めてること自体に違和感があります。それに対して誰も気づかない、指摘しない、これはおかしいでしょう。じゃあ、次の質問は次にしようか。ここまでのことについてもう一度お答えください。

○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。
前田副市長。

◎副市長(前田正之君) 先ほどのパワハラの関係でございます。
再度、現段階で御報告をさせていただきましたのは、御本人さんとの確認の中で行わせていただいたものであります。ということで、再度私のほうから御本人さんにもそういったことを確認したいというふうに思っております。
それから、そういった要綱上になっていることというのは、基本は当然そういったことだというふうに認識しております。手続上で不適切な事務がその後行われておったというふうに解釈しております。あくまで基本は時給、日給というふうに捉えております。
以上です。
(9番原田素代君「議長、ちょっと関連でもう1回だけ質問させてください」と呼ぶ)

○議長(金谷文則君) はい、どうぞ。
原田議員。

◆9番(原田素代君) 本人に確認してないんですよ、前田さん。本人はあれがパワハラだって主張されてますよ。どういう形で事情聴取されたんでしょう。
彼はこういうふうに言ってました、何も聞かれなかった、パワハラのことは。だから、何も言わなかった。だって、謝罪されてるんでしょう、塩見部長だか前田副市長は。ごめんなさいって、パワハラがあったことを申しわけなかったと、そういうふうに私に報告されましたもん。それっていうことは、彼だってパワハラだと思ってるわけですよ。それがなかったなどと書かれた日には怒りますよ。
それともう1つ。その不適切だっていう言葉は私、大嫌いなんですけど、これは違法行為ですから、全て。要するに要綱から逸脱した賃金の確定があったことを、気がついてないんですか、気がついたんですか。気がついてたら、これはおかしいと改善させるのがあなたたちの仕事ではないのでしょうか。その2つ、もう一度確認させてください。

○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。
前田副市長。

◎副市長(前田正之君) 先ほどのパワハラの関係でございますが、この報告をさせていただく段階に当たっての御本人の確認へは、担当の課長、職員のほうが行っております。そういった中でのやりとりの中でのことを先ほどお話をさせていただきました。現在私の責任の範疇では、もう一度私自身が確認をさせていただきたいという先ほどお願いをさせていただいた次第です。
それから、先ほどの月給、時給の判断の確認でございますが、この確認につきましては、私は実質決裁をこの案件の話の中で確認をしたということでございます。
以上です。
(9番原田素代君「わからない」と呼ぶ)
この月給、時給の決定のことを確認をしていたか、していなかったかという御質問だと思うんですが、それにつきましては、決定時につきましては確認ができておりませんでしたということを……
(9番原田素代君「知らなかったと」と呼ぶ)
はい、申し上げます。

○議長(金谷文則君) それでは、質問の途中ですが、ここで、午後1時まで休憩といたします。
午後0時5分 休憩
午後1時0分 再開

○議長(金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
引き続いて、9番原田議員の再質問を認めます。
再質問はございますか。
9番原田議員。

◆9番(原田素代君) 時間が押してますので、3点に絞って一遍に一括質問しますのでお答えください。
先ほどの前段でいろいろやりとりをしてわかってきたことは、この当該者も含む7人の臨時雇用の賃金に細かい格差がございます。で、積算根拠もないとなると、この賃金は誰が決めたと思ってますかっていうことを質問したいと思います。その際に市の報告書によると、市会議員が運転手の1人の月給を8万円下げ、その8万円で本件当該者を雇うよう話し合われたと報告書に書いてあります。これを読む限り、この臨時雇用の賃金を決めたことは、議員の関与が非常に濃く見受けられると思います。これについて市はどういうふうに判断してるか、お答えください。
2点目、教育長がきのう下山議員の質問に対して、賃金の決定は事後報告で聞いたと答弁されてますが、いつ事後報告を聞いたのか、何月何日か、お答えください。
3点目です。全協で北川議員は、倉迫副市長、作間総合政策部長、藤井次長の4人で対応を協議したと全員協議会の場で発言されましたが、これについて、いつ行われて、協議はどういう内容だったのか、これについて調査ができているかどうか、お答えください。

○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。
塩見総務部長。

◎総務部長(塩見誠君) 原田議員の再質問にお答えをさせていただきます。
7人の賃金は誰が決めたのかという質問でございますが、これにつきましては、市の内部調査の聞き取りの中では、教育委員会が決めたということでございます。8万円下げたので、その8万円で予備員を雇ってはどうかということでございますが、これは調査をする段階におきまして関係職員から聞いた話でございまして、こういう話があったということでございます。
それからあと、倉迫前副市長、作間前部長、あと藤井次長で話し合いがあったというのが先日の全協でも話がございましたが、そのことにつきましては今回の調査の中では、そういう話がなかったということで御理解いただければと思います。
以上です。

○議長(金谷文則君) 内田教育長。

◎教育長(内田惠子君) 賃金について、いつ知ったのかということについてお答えします。
この賃金が月給で支払われていたということは、監査請求を受け、書類に目を通したときに私は知りまし……
(9番原田素代君「監査請求……」と呼ぶ)
監査請求じゃない、ごめんなさい。
(9番原田素代君「開示請求」と呼ぶ)
開示請求を受けたときの書類で知りました。そこのときには深く考えていなくて、ああ、月給だったんだなという認識でおりました。その後、どうしてこういう賃金になったのかということは、本人とは話をしましたけれども、これは内部での話ですので、ここでの話は差しとめていただきたいと思います。よろしいでしょうか。
(9番原田素代君「はい、質問します」と呼ぶ)

○議長(金谷文則君) まだ、聞いてください。
塩見総務部長。

◎総務部長(塩見誠君) 先ほど答弁いたしました会談の件でございますが、具体的にこの会談が実際どんなかっていうことまではわかりませんが、倉迫副市長にいろいろ話を聞いた中では、副市長室で北川議員が来られて話し合いの場が複数回あったという話はございます。ただ、その場に作間前部長、藤井次長が立ち会って話をした、今回全協で言われた北川議員のその打ち合わせと、倉迫前副市長が言われた副市長室で話をしたかという話の打ち合わせが同じものかというのは、ちょっとそこまでわかりませんが、副市長室で北川議員と倉迫副市長の中で話があったというのは、確認はさせていただいております。
以上です。

○議長(金谷文則君) 内田教育長。

◎教育長(内田惠子君) 先ほどの賃金に関する答弁のつけ加えをさせていただきます。
この賃金に関する報告は、監査委員さんや、それから調査を行ってくださった総務課の方の調査がもとになっています。それ以上の私が藤井次長と話をしたことについては内部のことですので、ここでの答弁を控えさせていただきますということをつけ加えさせてください。

○議長(金谷文則君) 友實市長。

◎市長(友實武則君) 私のほうから、これは私も報告を受けたことですので、それを正直に言わせていただきますと、倉迫元副市長、作間元総合政策部長(後刻訂正)、藤井次長で……。
(「聞こえません」と呼ぶ者あり)

○議長(金谷文則君) 大きな声で言ってください。

◎市長(友實武則君) 北川議員の自宅へ訪ねたということを私も報告を聞いております。その中で申しわけありませんが、話題として取りとめのない話ばっかりで、この賃金の話とかそういった話はその席では出なかったという報告を聞いておりますので、そこをつけ加えさせていただきます。
以上です。

○議長(金谷文則君) 原田議員、よろしいか。
9番原田議員。

◆9番(原田素代君) もう時間が足りませんね。ちょっとあきれまして、まず教育長、内部の話ですのでそこはお答えできませんという、あなたは調査というものをどういうものだと思ってらっしゃるんですか。その内部の問題がここで全て明らかになって原因を究明し、今後の対策になるんですから。内部の問題だと隠す、あなたの姿勢にこそあなた自身の責任であり、問題なんだということを自覚していただきたいんです。もういいです、あなたの答弁は。もうそこがここで明らかになったと理解します。
今、塩見部長と教育長のほうがそれぞれ補足しながら御答弁ありましたけれども、まず複数回会ったということですね、副市長と総合政策部長と藤井さんと、それから北川議員が。その上で、北川議員の家にまで呼ばれたと。だから、これもっとこれから調査するからいいんですけど、いつ行ったかとかそういうことも聞きたいですけど、行って、取りとめのない話だというふうに思う市長にそもそも私は問題があると思います。行った本人が何て言ってるのかっていう対応記録票は当然あるはずなので、そこでしっかりと議員に呼ばれて副市長や総合政策部長や藤井次長がとことこ行くっていうこと自体、おかしいと思わないとおかしいでしょう、そもそも。そこは、市長は何で行ったんならと呼びつけるというのが市長の管理監督責任ですよ。あり得ないでしょう、議員に呼ばれていって、取りとめのない話でした、あるわけがないでしょう、目的があって呼んでるんだから。そこで、私はさっきも申しましたように、この賃金を決めたのは誰なのかと。あなたたちはどう思ってらっしゃるんですかって聞いてるので、その中で私はそちらの報告書の中に8万円引き下げて、それでそれを原資にもう1人ふやしたなどという議員が介在してるってことは、それも積算根拠もない、もう丸々月給で明細もないものを、それから勤務実態も把握できないものを払ってきたという、この大いなる、住民に対して説明のできない不祥事であり違法行為を、私はしっかりと市がそこの問題について掘り下げて、原因をさらに明らかにすることが必要だと思います。
もう一度聞きます。誰が決めたと思っているのかをお答えください。
それから次です。市の報告書の不十分性がここで明らかになりました。議会の調査権で今回の事案を調査せねばならないと私は思います。市は、原因究明することに議会の調査活動に対して協力するという意向はございますかどうか、市と議会が一緒になってこの問題の原因究明に取り組もうと思ってらっしゃるかどうか、お尋ねします。
それから最後ですが、今後の原因究明の市としてのスケジュールをどんなふうに予定をされているのか、お答えください。

○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。
塩見総務部長。

◎総務部長(塩見誠君) 原田議員の再質問にお答えいたします。
その前に、先ほど市長が北川議員の自宅に訪問したメンバーを倉迫前副市長、作間前部長、藤井次長と言いましたが、作間部長ではなく安本課長ということでちょっと御訂正させていただきます。
(9番原田素代君「はい」と呼ぶ)
それであと、賃金をそれぞれの方の金額を決めたのは誰かという御質問でございますが、これは先ほど答弁いたしましたように、教育委員会で最終的に判断をして決定をしたということで、今回の調査のほうでは結論づけております。
今後の原因究明につきましても、これから市のほうも全面的に協力をさせていただきます。タイムスケジュールにつきましては、今後ちょっと調整をさせていただきますので、今いつまでかというのは申し上げれませんが、早急にさせていただきたいと思います。
以上でございます。

○議長(金谷文則君) 友實市長。

◎市長(友實武則君) 原田議員の調査に関してのお話でございます。私のほうからお答えをさせていただきます。
市といたしましては、これまでできる限りの調査を行ってまいりました。その上でこの知り得た事実をもとに正確に報告をさせていただいているところでございます。新事実や調査が及んでいないというのであれば、そこは協力はさせていただきますが、基本的にはできる限りの調査を行ったというふうに思っております。
以上です。

○議長(金谷文則君) 原田議員、よろしいか。
(「議長」と呼ぶ者あり)
ちょっとお待ちください。ちょっと何か……
(9番原田素代君「私、答弁求めてないけど」と呼ぶ)
答えてないんですね。求められてないようで、はい、結構です。
原田議員。

◆9番(原田素代君) 市長の口からは、議会とともに一緒に調査をして原因究明をしていきたいというお答えがなかったのがちょっと残念ですが、塩見部長のほうからはともに協力していきたいという御答弁もありました。それと、その確認を議場で確認をさせていただいてよかったと思います。
それからもう1つ、今後のスケジュールがまだ出ていないということですが、具体的にどういう形でするのかっていうことは、それなりに例えば教育委員会部局と、それから三役の部局とそれぞれの学校給食センターのほうと考えてらっしゃるんじゃないかと思うんですよ。要するに、こちらにきちんと報告をください、議会のほうに。それを求めたいと思います。お答えください。

○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。
友實市長。

◎市長(友實武則君) 今後、調査をするとなれば、その方法や結果、これについては当然議会はもとより市民の皆様に御報告をさせていただきます。
以上です。

○議長(金谷文則君) 原田議員、よろしいか。
9番原田議員。

◆9番(原田素代君) もう膨らませれば幾らでも膨らむんですが、せっかくあと5分残りましたので、簡単に2点触れたいと思います。

○議長(金谷文則君) ちょっとお待ちください。次に移られるんですね。
(9番原田素代君「ごめんなさい。今の質問は終了です」と呼ぶ)
監査請求の結果については、もうそれでよろしいですね。
(9番原田素代君「はい」と呼ぶ)
それでは続きまして、高齢者ドライバーのサポートについての再質問はございますか。
9番原田議員。

◆9番(原田素代君) 多くの議員がこの同様の問題を指摘されているので、もう言わずもがなでもあり、また多くの議員が言ったということの意味もあるので私も述べますが、私が求めたいのは市民のクオリティー・オブ・ライフの問題、生活の質の向上の問題です。
赤磐市のような中山間地域では、免許を返しちゃうと本当にとてつもなく生活が落ちます。そういう意味では、少しでも長く安全に車に乗ることを支えるという意味で、私は答弁にもありましたけれども踏み間違い防止装置、後づけの装置であるとか、そういう安全装置を使った車の購入とか、そういうことを市がバックアップできるまちになっていただきたいと思っています。10万円から15万円というような予算がよその先進地では上げられておりますが、そういうことも含めて、住んでよかったなどというキャッチフレーズはよく聞きますが、住んでよかったじゃないですよね、本当にもう切り捨てられて、免許を取り上げられたら終わりです。ですから、そういうサポート、要するに生活の質を落とさない暮らし方を支えるためにもそういう補助制度というのを一刻も早く導入していただきたいのですが、改めてここで御答弁ください。

○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。
友實市長。

◎市長(友實武則君) 高齢者の運転について、本当にこの地域の実情を捉まえた御提案だと思います。私も同感です。行政が何をどこまでできるか、そういうところでできる限りのことが実施できればと思っております。昨日もそのように答弁させていただきました。よろしくお願いします。

○議長(金谷文則君) 原田議員、よろしいか。
(9番原田素代君「はい」と呼ぶ)
それでは続きまして、学校給食一部民営化についての再質問はございますか。
9番原田議員。

◆9番(原田素代君) 今、民営化という言葉が大変ひとり歩きしております。国ではTPPとかEUとのEPA、アメリカとのFTAなど、非常に国際条約の中でも自国の関税を取っ払って、取っ払うことによって大量に海外から物が流れてくるわけですよね。そうすると、自国の経済が疲弊します。関税っていうのは大変重要な自国の経済を守る武器なのですが、今トランプを中心に多国籍企業を持っている大きな国がどんどん小さな国の関税を取っ払おうとしています。で、大きな企業がどんどん入って、自国の経済がどんどん鎮静化してしまう。そういう悪循環の中で、今回この学校給食の民営化もまさに一緒のものだと私は思います。水道や図書館、学校給食、これらは地方自治法により自治体が責任を持って行う業務となってるものなんです。既に水道は国際的に失敗が明らかになって、公共へ多くの国が戻しています、多くの痛みを伴って、大きなお金を払って。図書館の場合は市民の反対が実り、公共を維持しています。大変すばらしいことだと思います。
このたびの学校給食ですが、もう今は学校給食っていうのは、経済格差によって福祉的要素も大変大きくなっています。先ほども申しましたように、朝食が欠食の児童がふえることで、学習への影響が来る。大変赤磐市は学習の問題で多くのおくれをとっていると指摘がございましたけれども、食の問題っていうのは命の根幹の問題ですから、朝食を補充するような行政もある、それから学童クラブなどの子供たちに親の負担を減らすために学校給食を提供する場合もある。これらのことは、全て公共の事業だからできるんです。御答弁の中にもありましたけれども、費用がかかるから、自己負担がふえるから、これは検討課題だというふうに教育委員会のほうの御答弁ですが、費用がかかるのは民間はできません。だけど、公営だったらできるんですよ。そこが公営と民間の違いなんです。保護者の経費負担は当たり前じゃないですか、自分の子供の学校給食費を払ってんですから。希望を募って、それぞれの注文があったその給食を提供する、そういうシステムが先進地で多くみられます。やはり高齢者のクオリティー・オブ・ライフも含めてですけれども、今の働く親たちが子供にかける時間が大変短くなっている経済格差の中で、行政としてできることはぜひやる。そのためにもこの民営化によって、要するに民営化っていうのは採算や利益率を問題にしないと立ち行かないのが、これは皆さん御承知のとおり。公共っていうのは、そういうことじゃないんです、事業なんです、サービスなんです。それをほっぽらかすっていうこと自体、私は住民に背を向ける、住民サービスを放棄することだと思います。このことについて、こういう観点でどうお考えか、お答えください。

○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。
内田教育長。

◎教育長(内田惠子君) 朝食提供、それから学童クラブへの給食提供、御意見いろいろありがとうございました。
この件につきまして、先ほど今後の検討課題とさせていただきたいと申しましたのは、学校給食というのは安全・安心が第一だと考えております。そのために子供たちの口に入る前に検食を行い、そしてつくったものは1週間保存し、いろいろな形で衛生面の確保に努めているところでございます。そういうことを含めて、本当に民間の学童クラブもあり、そして公的な学童クラブもあるわけですけれども、学校給食の食材を購入するという制限がどこまで適用されるのかとか、そういうことも検討してまいりたいと思い、先ほど研究課題とさせてくださいと申し上げました。
以上です。

○議長(金谷文則君) 原田議員、よろしいか。
9番原田議員。

◆9番(原田素代君) 要するに、私は民営化に反対だということを申し上げていて、それに対してどう思うかということをお答えいただきたかったんです。

○議長(金谷文則君) 答弁よろしいか。
(9番原田素代君「答弁してください」と呼ぶ)
答弁を求めます。
内田教育長。

◎教育長(内田惠子君) 大変失礼いたしました。
民営化についてですけれども、現在現時点で安全・安心で安定的な給食業務の運用について慎重に検討した結果、一部民営(後刻訂正)の力をかりると、導入していくということに踏み切りました。この導入によって、どういうことが可能になっていくのかということにつきましては、今後直営と民営の運営の業務の比較検証をしながら検討してまいりたいと思います。以上です。ごめんなさい。今、「民営」と申しましたけれども、「一部委託」と訂正させていただきます。
以上です。

○議長(金谷文則君) 原田議員、よろしいか。
(9番原田素代君「はい。ありがとうございました」と呼ぶ)
それでは、以上で9番原田議員の一般質問を終わります。