原田そよ議会報告 2023年11月 そよかぜ第116号

9月議会の一般質問から

「立地適正化計画」のまちづくりで、将来への責任がとれるのでしょうか?

政府の狙いは【人口減少には民間導入による効率化】結果、過疎化の加速化

立地適正化計画とは、国が地方の人口減少化に対して効率化をすすめ、将来の自治体の広域化を目指すための計画だと思っています。

従って計画の「都市計画地区」は市の面積21,000haに対して3,695ha。割合は17%だけの都市化でしかないのです。あとの83%の地域は田園エリア、農村エリアと命名し、自然減を待っているのです。10年後の人口は36,000人と予想されています。周辺部の人口が10,000人減少します。この計画は過疎を加速させ、市内17%の地区とその周辺部が生き残るまちづくりだと思います。 “原田そよ議会報告 2023年11月 そよかぜ第116号” の続きを読む

原田そよ議会報告 2023年11月 そよかぜ第116号

毎日、新聞やテレビから流されるイスラエルのガザへの武力攻撃に、胸が痛くなります。
イスラエルは報復という理由で、パレスチナの人々を恐怖の底に落としています。ハマスというテロリストを殲滅させると言っていますが、ミサイルを撃つときハマスと民間人の区別がついているのでしょうか。ガザの面積は360㎢で、そこに220万人が自由を奪われた生活を余儀なくされているのです。赤磐市の面積は209,4㎢で、人口4万3000人です。
この状態が57年も続いていることこそ、人権を奪っている行為です。
日本は国連の「イスラエルの攻撃を停止する」決議を棄権しました。反対したのはアメリカなど14か国、棄権は44か国。賛成は121か国です。誰も、檻に閉じ込めてミサイルを打ち込む軍事攻撃が正当な報復と思いません。 一刻も早く停戦を求めましょう。

12月議会の予定

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第23回 あかいわエコメッセ のご案内

8月27日(日)中央図書館(ホール)
午後1時~4時/開催

コロナで、2回開催できなかったのですが、今回はジャーナリストの守田敏也さんのお話です。守田さんは6月29日から7月9日までジュネーブを訪問し、原発避難者に関する国連特別報告者の調査発表と、それをめぐるセッションなどの取材をされています。 “第23回 あかいわエコメッセ のご案内” の続きを読む

原田そよ議会報告 2023年9月 そよかぜ第115号

3 月議会の一般質問から

問 ハラスメントを訴えた人たちに寄り添った対応ができたのか。

令和2年11月に複数の職員たちが、ハラスメントを受けたと、ハラスメント要綱に基づき訴えました。市は令和3年3月にハラスメントが行われたことを認定したと報告しています。しかしハラスメントの行為者(ハラスメントを行った者)が体調不良を理由に調査の協力を拒み続けました。なんと1年間拒否し続けた結果、当人は退職することで、「調査不可能なため、調査終了」という報告が令和4年5月に出てきました。 “原田そよ議会報告 2023年9月 そよかぜ第115号” の続きを読む

原田そよ議会報告 2023年9月 そよかぜ第115号

地域に広がる有機農業―地域から自治体へ

2006年に成立した「有機農業推進法」は今後市町村の計画策定が本格化されます。自治体は地域の特性や、課題を把握し、農家を含む地域の住民や関係団体を取りまとめていくことになります。有機農業は多面的な性格を持っているため、「国際有機農業運動連盟」が2008年に定めた有機農業の定義を参考に説明します。 “原田そよ議会報告 2023年9月 そよかぜ第115号” の続きを読む

原田そよ議会報告 2023年9月 そよかぜ第115号

「立地適正化計画」について

現在市では「立地適正化計画」という「都市化」を目指すまちづくりに取り組もうとしています。
市の説明資料には、「都市構造を再編し、集約型都市構造の実現」「持続可能な都市運営」「目指す都市構造」など「都市」を連発しています。いつから赤磐市は「都市」になったのでしょう。 “原田そよ議会報告 2023年9月 そよかぜ第115号” の続きを読む

原田そよ議会報告 2023年9月 そよかぜ第115号

9月議会の予定

※ご注意ください。熊山支所の議場になります。

8月30日(水)午前10時~ 本会議(議案の上程)
31日(木)午前10時~ 本会議(議案の上程)
9月1日(金)午前10時~ 一般質問
4日(月)午前10時~ 一般質問
5日(火) 午前10時~ 一般質問
7日(木) 午前10時~ 本会議(質疑・委員会付託)
11日(月) 午前10時~ 決算審査特別委員会
12日(火)午前10時~ 決算審査特別委員会
13日(水)午前10時~ 決算審査特別委員会
15日(金) 午前10時~ 総務常任委員会
19日(火)午前10時~ 厚生文教常任委員会
22日(金)午前10時~ 予算常任委員会
28日(木) 午前10時~ 本会議(委員長報告・質疑・討論・採決)
20日(水) 午前10時~ 産業建設常任委員会

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議会報告会の開催 2023年4月 そよかぜ第114号

多くの課題を抱える赤磐市について、市民のみなさんへ「そよかぜ」で書き切れないこと、みなさんの 聞きたいことをはじめ、言いたいことなど時間の許す限り、語り合いましょう。

5月7日(日)午後1時~2時 桜が丘いきいき交流センター
5月10日(水)午後1時~2時 桜が丘いきいき交流センター

原田そよ議会報告 2023年4月 そよかぜ第114号

3 月議会の一般質問から

市長は都合が悪くなると「私的な問題」とすり替え、答弁を拒否し続ける。
12 月議会の市長は原田の質問に「家の前の公道上の工作物( 屋根) 」は
「既存不適格」だと嬉しそうに応えました。何故かと言えば、既存不適格
となれば、法律をさかのぼって違法にはならないからです。市長にとった
ら、原田は市長の言い分を認めたな!と嬉しかったのだと思います。胸を
張ってにこやかに話されていたのが印象的でした。 “原田そよ議会報告 2023年4月 そよかぜ第114号” の続きを読む

議会は議論を尽くして 2023年4月 そよかぜ第114号

議会は議論を尽くして議案を審議し、その予算を決定することが仕事です。しかし

3月議会では、議案の審議をこれから行う特別委員会を立ち上げながら、その事業の予算は通してしまいました。

議会の役割は「行政の監視」と「政策立案」です。市長から出される議案を「議会が議論を尽くして賛否をだし」、その上で事業の予算を認めることになっています。議論なしで、予算を認める行為は議会の役割の放棄です。市民からすれば、「なぜ議会はチェックもなしで、予算を認めるのか」 こんなやり方を議員17人中原田を除く16人(議長は除く)が賛成したのです。
 反対討論で、「議論をしないまま予算を通すのは議会の権限の放棄で、議会の自殺行為だ」と訴えても、原田以外の議員は聞く耳をもたなかった。 “議会は議論を尽くして 2023年4月 そよかぜ第114号” の続きを読む

原田そよ議会報告 2023年4月 そよかぜ第114号

今年の花粉症はひどかったようです。
私も初めて目が充血し、水のような鼻水に悩まされました。
追い打ちをかけたのが、統一地方選挙の手伝いに駆り出されたことです。選挙カーから手を振って声をからして応援したのがいけなかったようです。顔面に花粉を浴びることになりました。
しかしその苦労が報われました。県議選挙で県北から初の女性候補として小原なおみさんがトップ当選を果たしてくれました。自民党の4人の現職議員に対して46歳、25年間保育士として働いてきた経験を活かして、決意したのです。苦労して、努力して本当によく頑張ってくれました。
3年前は真庭市議選挙でも同じ年の黒川あいさんがみごと当選され、現在活躍中です。若い女性たちが声を上げはじめた、行動する女性たちがこれから二人に続いて出てきてくれると確信しました。

6月議会の予定

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委員会の行政視察に行ってきました。 2023年2月 そよかぜ第113号

1月31日~2月1日 広島県三次市、広島県府中市

三次市 小中一貫校教育について
・市内小学校21校(内、複式9校)、中学校12校
小中学校一体型を1校。(1中学校、1小学校))
連携型①は隣接する小中校(5中学校、8小学校)
連携型②は遠距離の小中学校(6中学校、15小学校)
にまとめている。
※小中一貫校でも複式の小学校が9校ある中、適正規模の学校運営について、課題になっているとの説明がありました。

府中市 「子育てステーションちゅちゅ」視察
・地域の大型スーパーのワンフロアを利用して府中版ネウボラの拠点化。
ネウボラとは、妊娠、出産、子育て(18歳まで)をトータルで行政が支える制度。

原田そよ議会報告 4 2023年2月 そよかぜ第113号

ふるさと納税の謝礼金が、桃茂実苑は引き続きトップになっていること。

ふるさと納税は、自治体がその税収を特定の企業の返礼品購入に使っているシステム。自己負担額2千円で返礼品を入手しているが、上限は所得の40%だから、恩恵は高所得者ほど大きくなる、富裕層優遇制度です。 テレビコマーシャルやインターネットの仲介企業の手数料も自治体が負担している。 冷静に考えれば、国も地方も税収が不足し住民サービスの低下が懸念される今、大衆迎合的な政策を見直したほうが懸命です。 “原田そよ議会報告 4 2023年2月 そよかぜ第113号” の続きを読む

原田そよ議会報告 3 2023年2月 そよかぜ第113号

市長の家の前の公道上に作られている屋根は「既存不適格」なのか。

再三取り上げている市長の家の前の公道上の工作物(屋根)は県に問い合わせたところ、「既存不適格」状態であると言われました。市長はこの状態についてどう思われているのですか。

『答弁』
建築時点の法令では合法だったものを言う。新たに法令が変わって、不適合な部分があっても、不適合な部分についてあらたな法令は適用されない。 “原田そよ議会報告 3 2023年2月 そよかぜ第113号” の続きを読む

原田そよ議会報告 2 2023年2月 そよかぜ第113号

赤坂地域の3小学校の適正規模を基に統合について、10年放置している問題

市は2011年から10年越しで赤坂地域の3小学校児童の適正規模の見直しについて棚上げ状態にしています。2011年の説明会で地域の人から「小学校を無くさないでほしいという希望が多い」という判断で、5年間は様子をみるという結論でした。しかしその後現在まで教育委員会はなんら対策はしていません。去年1月4月8月と地区や住民に説明会をようやく始めました。そこで結論が出ると思っていましたが、もう一度住民アンケートをとる、というではありませんか。昨年の3回の説明会の結果で結論は導かれたと思うのですが。 “原田そよ議会報告 2 2023年2月 そよかぜ第113号” の続きを読む

原田そよ議会報告 1 2023年2月 そよかぜ第113号

熊山英国庭園のイベント用駐車場を早急に確保するべき

熊山英国庭園のイベントは年々増えていて、令和2年度20回(1万1,949人)令和3年度23回(1万6,523人)とコロナ禍でも実績を上げています。ここで問題になるのが、駐車場の不足です。地域の人たちが工夫したイベントを企画しても、駐車場の確保のために、民有地を借りるための交渉や、草刈り、ライン引き、誘導員の確保などイベント以外にかかる経費が大きな負担になっています。せっかくテレビやラジオで赤磐市の英国庭園の宣伝も兼ねた告知をして市にとって貴重な宣伝になっているのに、企画者が安心して開催できるベースを市が用意できないと、今後継続できなくなる心配があります。

『答弁』
駐車場の確保は地権者の協力を求める協議などそろそろしていきたい。

原田そよ議会報告 2023年2月 そよかぜ第113号

特段の寒波に身も心も縮んでしまいます。 コロナの8波が山を越えたようですが、インフルエンザはしばらく注意が必要です。
ロシアの侵攻でウクライナの戦争報道に、同じ寒さの中、爆撃におびえる生活を余儀なくされているウクライナ国民のことに思いを馳せます。戦争という狂気の事態を一刻も早く終結させる知恵がないものでしょうか。
トルコ、シリア で起きた大地震は死者がすでに3万3千人(2/13現在)を超えたと報道されています。寒さと戦いながら救助を待つしかない絶望的な状況に、一層寒さに心が震えます。

3月議会の予定

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原田そよ議会報告 3 2022年11月 そよかぜ第112号

10月臨時議会  市役所本庁舎改修工事請負契約の締結の議案

原田はこの議案に対して以下の反対討論をしました。
①新たな豪雨災害の浸水想定が、2,2メートルという深刻なデータが判明している上、液状化現象も市長は認識されている。防災上重要な司令塔である庁舎を、危険な場所に今後40年以上設置することは市民の生命・財産を守れない。

②合併特例債を約20億円残しながら庁舎を新築しなければ、40年後の市民にとって80年を超える庁舎の建て替えの財政的負担は何をもって充てるのでしょうか。当面金がないから改修工事でしのぐという判断は目先の利益を追うだけで行政として将来のへの責任を果たすことになりません。30年40年先の将来の子どもたちに何を残すのか、そこから計画を立てるべきです。

契約金1,501,500,000円 賛成多数で決しました。
( 反対者:佐藤武文議員、大口浩志議員、原田)

原田そよ議会報告 2 2022年11月 そよかぜ第112号

9月議会 一般質問から

●松くい虫空中散布事業が見直された理由は何か。

・部長の答弁

今まで散布していた地域が広葉樹林化をしていたことを確認した。令和2,3年で確認している。今年の散布は令和3年に比べ、269ha減少している。

・原田の指摘

事業の安全対策と事業の効率化を理由に戸津野、仁堀、石、円光寺は中止しているが、樹林化のためか、地区から申請が無かったからなのか。 “原田そよ議会報告 2 2022年11月 そよかぜ第112号” の続きを読む

原田そよ議会報告 1 2022年11月 そよかぜ第112号

9月議会 一般質問から

●ふるさと納税でダントツ1位の売り上げをしている市長の家族が経営している会社(友桃茂實苑)に、市民から市長として適切さを欠くのではないか。と不満の声がある。

・市長の答弁

地域の魅力や地場産品のPRも目指して取り組んでいる。 “原田そよ議会報告 1 2022年11月 そよかぜ第112号” の続きを読む