市の上空をオスプレイが飛んだ!

10月25日山陽地区の人から午前10時ころ、畑に居たら上空をオスプレイが2,3回旋回していた、という連絡が入りました。市役所に確認したところ、県の危機管理課に問い合わせしたが、何も情報はないという返事だったということでした。しかし広島県の防衛局に問い合わせしてくれた人によると、横田基地から岩国基地へ飛行したという確認が取れたということでした。問題はたびたび深刻な事故を起こして危険な戦闘車両が、上空を飛んでいることを地元の市や、県が知らない!ということです。市に対して今後の対応を求めていきます。

今回の西日本災害から何を学ぶのか。

ショッキングな新聞報道がありました。8月6日の山陽新聞に「42%は救助された!」と一面にありました。岡山県の死者は61人と発表されましたが、実は逃げ遅れて救助されて助かった人が42%もいたということです。救助されなければ、さらに死者は増えていたと考えると、恐ろしい事態だったのだと心が痛みます。
そこで防災マップの見直しと活用について提案します。 “今回の西日本災害から何を学ぶのか。” の続きを読む

9月議会の一般質問から

現在赤磐市内に多くのソーラー発電事業者が入っています。特にため池に設置する方式のソーラー発電が多くみられます。その中で、熊山地区にある沢原大池ではすでに発電が開始されています。
今回問題にしたのは、この業者が沢原大池を20年間ソーラー発電のために、市の「法定外公共物管理条例」に基づいて占用料の1㎡あたり200円を負担するはずでした。
しかし市長は無料にしたのです。1年間通常料金でしたら約506万円、市に収入として入るはずでした。しかし無料です。このことについて市長権限で裁量だからという理由について、納得できる答弁を求めました。 “9月議会の一般質問から” の続きを読む

反社会的勢力が公共事業に関与したという報道について

問題の市民病院跡地利用の「複合型介護施設の設計・建設業務」の入札について、昨年10月に「不正情報」があったため、厚生委員会は「赤磐市公正入札調査委員会」に調査を求めました。結果は「調査に当たらない」という結論でした。しかしこの度同じ入札が警察発表で、暴力団による関与が認められ、逮捕者が出る事態になりました。 “反社会的勢力が公共事業に関与したという報道について” の続きを読む

広河隆一さん来岡! 講演会が無料で開催されます!

この夏、市立図書館で開催した「広河隆一さんの写真展」には6日間で延べ550人もの参加者がありました。今回、広河隆一さん本人を岡山県にお招きして、講演会を開催することが実現しました。貴重な機会であり、また無料ですので、どうぞご参加ください。(詳細はチラシをご覧ください)

12月2日(日)午後1時30分から
労働福祉事業会館(岡山市北区津島西坂1-4-18)

原田そよ議会報告2018年11月

今年は稲が熟すのが遅れたようで、11月半ばまで刈り取りを待つ田んぼが多くみられました。産直市場では、冬野菜がすでにたくさん出荷されています。寒さとともに鍋用の野菜が産直値段で安く手に入るのが嬉しいです。地産地消で、地域の農産物を買い支えることも大切です。

11月8日の新聞報道には驚きました。

反社会勢力の暴力団が、赤磐市の公共事業に市会議員をつかって便宜を求め、謝礼として約100万円を渡そうとして本人が受け取らなかった、という報道でした。現職の市議が暴力団と関わっていたこと、市の事業が暴力団に便宜を図って進められているということ。これについて厚生常任委員会の、この間の経緯について報告します。

12月議会予定   傍聴においでください。

11月27日(火)10:00~ 本会議(議案の上程)
29 日(木)10:00~ 本会議(一般質問)
30日(金)10:00~ 本会議(一般質問)
12 月 3日(月)10:00~ 本会議(一般質問)
5 日(水)10:00~ 本会議(質疑・委員会付託)
7日(金)10:00~ 産業建設常任委員会
10日(月)10:00~ 総務文教常任委員会
11日(火)10:00~ 厚生常任委員会
18日(火)10:00~ 本会議(委員長報告・質疑・討論・採決)

原田そよ議会報告2018年7月

この度の西日本大水害によりお亡くなりになった皆様に、心から哀悼の意を表します。また家屋、農業、漁業など生活の糧を失い途方に暮れている被災者の皆様にお見舞い申し上げます。
赤磐市内でも床上被害が23件、床下被害が53件。道路は187件、河川49件、田35件、畑72件(7/15現在のまとめ) が報告されています。
ため池も7件の被害が報告されています。

平時では気づかない災害の危険性について、今回の甚大な被害を教訓としなければ、被害にあった人々の無念に応えることはできないと思います。様々な災害のシュミレーションで、関係団体と合同の避難訓練を行うことで、かなりの気づきが出てきます。このことは防災士育成に特段の取り組みを行ってきた赤磐市としては、真っ先に行動すべきことだと思います。市民からも地域で不安な箇所について声を上げてください。次は赤磐市が大災害の地域にならない保証はありません。

9月議会の予定   傍聴に来て下さい

8月30日(木) 本会議(議案の上程)
31日(金) 本会議(議案の上程)
9月3日(月) 本会議(一般質問)
4日(火) 本会議(一般質問)
7日(金) 本会議(質疑・委員会付託)
11日(火) 本会議(決算審査特別委員会)
12日(水) 本会議(決算審査特別委員会)
13日(木) 厚生常任委員会
14日(金) 産業建設常任委員会
18日(火) 総務文教常任委員会
27日(木) 本会議(委員長報告、質疑、討論、採決)

 

市の農業政策に深刻な事態がやってくる!

国は今年の4月1日、「主要農作物種子法」を廃止しました。この法律は1952年から、米、麦、大豆の主要作物を国が補助金を出し都道府県に責任を持って、種子の保管、品種改良等を行うことを義務付けた法律です。この法律を突然廃止した背景には、TPP11の施行に配慮しています。米、麦、大豆の主要エネルギー作物がTPP11によって多国籍企業(モンサント社など)が国内農業に種子と農薬をセットで販売する条件を整備しているものです。 “市の農業政策に深刻な事態がやってくる!” の続きを読む

だれも言っていない使用料がタダの理由

市内には、ため池にソーラーパネルを設置したい業者があちこちに来ています。毎日新聞の6月15日付け記事によると赤磐市は「太陽光の銀座」と事業者に呼ばれているとあります。なぜなのか、理由がわかりました。 “だれも言っていない使用料がタダの理由” の続きを読む

請願「ソーラー開発に対し条例(アセスメント)を求める請願」の賛成討論

ソーラー開発は全国で環境、景観問題となっていて、すでに今年の2月10日現在全国で32道府県、13市が自然環境や景観への影響を懸念して独自の条例を実施しています。環境、作物、防災等についての懸念が払しょくされないまま、事業の許可を出すのは、市民の健康、生命、財産を守るべき行政とはいえないと訴えています。
さらに深刻なのが、契約期間終了後の「現状回復」の義務についてです。 “請願「ソーラー開発に対し条例(アセスメント)を求める請願」の賛成討論” の続きを読む

請願 「敬老会助成金の交付の見直しを求める請願」の賛成討論

交付規則によれば、75歳以上の人に2000円を算出し敬老会の助成金として区や町内会に支出されています。
であればすべての75歳以上の人7650人(本年度)に2000円相当の祝い金が届かなければ、公金の支出としては適正な支出とはなりません。 “請願 「敬老会助成金の交付の見直しを求める請願」の賛成討論” の続きを読む

公共合併浄化槽について

公共下水道は設置費用が1戸平均400万円~500万円。しかし合併浄化槽では数十万円で、設置工事も早ければ2,3日で設置できます。さらに今後公共下水道の老朽化した配管の更新には、事業が巨額になり財政破綻を招きます。そうなると市街地周辺や中山間地では集合処理施設が老朽化して更新時期を迎えたら、公共下水道を公設合併浄化槽に切り替えれば財政負担は5,6分の1になるという試算が専門家から出されています。高齢化が進み、くしの歯が欠けていくように世帯も減っていくと公共下水の管をつなぐのではなく、個別処理、すなわち合併浄化槽がこれからの選択肢になります。
そもそも汚水処理の大半を税金を投入しながら公営企業会計として運営しているのですから、浄化槽だけ個人でやらせる、これは住民間の公正・公平が問われます。それを赤坂のエリアは13年間辛抱してきて、さらにもう7年間辛抱し、合併から20年間放置されてきていることに市長の責任を問います。

原田そよ議会報告

農作業はやはり重労働です。

農繁期を迎えて、北の吉井から順にもみ播き、育苗が始まっています。
我が家はいつもより1週間早目のもみ播き作業を連休中に終えました。早くなったわけは500枚以上の苗箱づくりが夫婦では体力の限界になったからです。大阪に住む息子たちの連休の帰省を利用して手伝ってもらいました。それでも私は作業終了後、台所に立つことなく、布団にもぐり込み、筋肉痛でしびれる上腕二頭筋を抱えながら眠りに落ちました。田植えが終わるまで筋肉痛と仲良く付き合わないと!

6月議会の予定 傍聴においでください

6月8日(金)午前10時~ 本会議 (議案の上程)
12日(火)午前10時~ 一般質問
13日(水)午前10時~ 一般質問
18日(月)午前10時~ 本会議 (質疑・委員会付託)
20日(水)午前10時~ 総務文教常任委員会
21日(木)午前10時~ 厚生常任委員会
22日(金)午前10時~ 産業建設常任委員会
29日(金)午前10時~ 本会議(委員長報告・質疑・討論・採決)

公文書とはなんですか?

「公文書」とは「民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源」と政府の有識者会議の報告書に謳われています。その「国民の財産」を今、安倍政権は時の政権や行政機関に都合のよい記録しか残さず、改ざんや隠匿をしてきたことが明かになりました。財務省や文科省だけではありません。2014年7月政府は集団的自衛権の憲法解釈を変更しました。内閣法制局は内部協議の過程を行政文書に残していません。営々と築いてきた憲法9条の解釈を、理由もなく1日の検討で変更したことになっています。公文書管理法では「経緯も含めた意思決定にいたる過程を合理的に跡付け、または検証できる」文書作成と適切な保存を義務付けています。しかしこれが無視されています。

3月議会一般質問

ソーラー発電事業について、市長は12月議会では「隣接する地区が1か所でも反対があれば認可しない」と答弁していました。その後今年の1月に情報公開した昨年の7月25日の「起案書」によれば、ため池を利用したソーラー発電の場合、業者はため池占用料として平米200円を市に払うことになっています。すでに設置された沢原池では年間507万4540円。20年間では1億149万800円。吉井の太田池では1年間で約560万円。20年間では約1億2000万円。
この占用料を市長は減免するとして、ただで貸すことにしていたのです。理由が「占用料を徴収した場合採算が合わず事業が成り立たなくなるから」でした。 “3月議会一般質問” の続きを読む

今、安倍政権は憲法を変えるための国民投票法を進めています

73年前の悲惨な戦争から人類は何を学んだのか。日本の憲法の精神は、立憲主義です。立憲主義とは憲法99条(憲法を守らないといけない義務を負う人は天皇、国務大臣、国会議員、裁判官、その他の公務員)の国家権力の暴走を止めるための憲法です。 “今、安倍政権は憲法を変えるための国民投票法を進めています” の続きを読む

地域商社の課題

・市は地域商社に3年間にわたって最大年2000万円、3年間6000万円の補助金を国から受け取ることになっています。補助金が発生する以上、市は商社と契約書を交わすべきです。市長は「農林業振興団体等活動事業という補助対象団体の認定」の「同意」をしているだけです。3年間最大6000万円の補助事業に、契約書ではなく「同意」で公金を取り扱うのは考えられません。
産業振興部長は「年度ごとに事業計画書を提出してもらい、実績報告書に基ずく補助金の支出をしているので、契約書は作成しない」という答弁ですが、質問の答えになっていませんよね。 “地域商社の課題” の続きを読む

英国庭園の周辺整備

今回英国庭園の地元のみなさんに話を聞く会があり、地域のみなさんの努力や熱意がしっかり伝わりました。市が建設しているアロマテラピーの体験工房は、外部から講師を招いて行うという説明でしたが、もう少しマンパワーを市内の住民へ求める姿勢が必要だと思います。せっかく地域起こし協力隊の人も頑張ってくれています。地域への相談を密接にして連携がとれる事業にするべきです。 “英国庭園の周辺整備” の続きを読む

市長肝いりの松竹映画の興行成績は費用対効果3分の1

市長は「残念」。

6月議会からずっと質問を続けていた映画「種まく旅人」の興行成績がやっと報告されました。

県内 県外 合計
動員数: 8,752人 8,394人 17,146人
興行収入: 1,037万円 1,082万円 2,119万円

(赤磐市の人口4万5千人) “市長肝いりの松竹映画の興行成績は費用対効果3分の1” の続きを読む

12月議会 一般質問

ため池にソーラーパネルの設置は百害あって一利なし

あかいわ市内の大型ため池がソーラーパネル設置業者に狙われています。すでに周辺住民の反対で多くの候補地がとん挫していますが、熊山地区では昨年住民の了解が得られたとしてすでに工事が始まっています。
ため池は農業用水として貴重な地域資源です。災害時の決壊など安全管理には、市をはじめ年間を通じて草刈り、水路の清掃など地域の努力は欠かせません。そのため池にフロート(ソーラーパネルを載せる浮き輪)の上にソーラーパネルを載せた状態で20年間設置すると、池周辺の環境はどういう影響を受けるでしょうか。 “12月議会 一般質問” の続きを読む