原田そよ後援会

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原田そよ後援会

 初夏の候を迎え、田植えや夏野菜や果物の管理作業等、忙しい季節となりました。

 まだ現在進行中の福島第一原発事故について、なぜもっとマスコミは責任問題を追及しないのか不思議です。福島第一原発元所長の吉田さんが残した証言録「吉田調書」によると、原子炉そのものが壊れるかもしれないと心配されたとき、所員の9割が命令に反して10キロ余り離れた別の原発に一時待避していました。

 原発は、異常が起きた場合、深刻な状況ほど人手が必要になり、運転員が適切に対応して初めて安全が保たれます。しかし原発の再稼働を審査する「原子力規制委員会」の田中委員長は吉田調書の存在自体知らなかったという。事故を繰り返さないために作られた組織が、事故の詳細を知らないとは前代未聞な事態ではないでしょうか。

 さらに日本政府は、高濃度の放射性物質を意図的に外気に放出する「ドライベント」をすすめていた。国はこのとき「混乱を避けるため」報道機関に知らせない「情報統制」をしており、多数の住民が何も知らないまま大量被曝する恐れがあったことが明らかになった。住民の安全を、なおざりにする政府に原発の再稼働を許可する資格はありません。

そよかぜ75号

そよかぜ 76号 目次

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 月議会の案内

▼赤磐市6月議会の予定 【開始時間はすべて午前10時~】

  • 6/9(月) 本会議 (議案の上程)
  • 6/11(水) 本会議 (一般質問)
  • 6/12(木) 本会議 (一般質問)
  • 6/16(月) 本会議 (質疑・委員会付託)
  • 6/18(水) 厚生常任委員会
  • 6/19(木) 産業建設常任委員会
  • 6/20(金) 総務文教常任委員会
  • 6/27(金) 本会議 (委員長報告・質疑・討論・採決)

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名誉毀損の訴えに議会の筋を通すべし 議会報告会より

赤坂地域の公共下水道計画はできたのか

【質問】赤坂地域の公共下水道計画はできたのか?
【答弁】できていない

【質】
 昨年6月議会の一般質問で、市長は「赤坂地域の公共下水道の推進」を選挙で訴えられていたので、いつから、どのエリアをするのかを質問した。

 市長は「25年度は26年度以降の計画見直しをする。向こう5年間の実施区域を決定する」と答弁された。

 原田が「山陽地域が平成37年までかかることになっているが、赤坂地域はその後の実施ということか」と聞くと、市長は「国の経済対策事業をしっかりと活用する。一般財源を増額せず事業量を増加し赤坂地域の整備に着手する」と答弁。

 さらに「実施区域決定後は議員ご指摘の予定区域が具体的にお示しできるものと思っている」と答弁。

 従って今回は1年を待って「満を持して」の質問です。平成37年を待たず、赤坂地域の公共下水道はいつからどのエリアの計画ができたのか答弁願います。

【答】
 「整備予定と整備対象外の区域を市民に告知せよとの質問ですが、これを設定するのは詳細な検討をした上でないとなかなか決まらない。検討を進め努力する予定だ」

【質】
 昨年の6月時点では1年後の今日の時点で整備計画を出すという答弁でいながら、計画はできていないとはどういうことでしょう。

 合併してすでに来年で10年ですよ。計画さえ出せないとは、赤坂地域の住民にとってこの不公平感は。なんでいつまでも延ばすのですか。いつ計画を出すのか時期を改めて明示してください。

【答】
平成26年度内を目途とする。

35人学級の実現のために教職員を雇用するべき

【質問】35人学級の実現のために単市の予算で教職員を雇用するべき
【答弁】市単独で先生の任用をするため予算化した

【質】
 12月議会で陳情された保護者の皆さんは安堵されていることと思います。今、県知事が教育問題について3つの目玉政策を打ち出しているが、これについての市長の見解を求めます。

  1. 不登校の子どもに対して支援要員の配置
  2. 「非行少年を生まない社会づくり推進計画」の一環で学校に警官が出向き指導
  3. 「頑張る学校応援事業」(学力向上、不登校対策で、成果を挙げた小中学校に一校あたり100万円を交付する事業)


  1. 学校に行けない、行きたくない、それぞれの子どもの気持ちに寄り添ってその子その子の必要な時間を待つことが大切だと言われている。登校支援要員の役割とは家まできて、学校へ登校させることを目的とするのであれば、子どもの本来の気持ちが尊重されなくなる恐れがあります。
  2. 教育現場への警察の介入となり、本来の教育の趣旨を奪うことになりかねない。問題を抱える子どもと教師が向き合えることで、子どもとの心のつながりが育つことを保証する対策こそが必要です。
  3. 玉野市長の発言を皮切りに、「教育現場に競争原理を持ち込み、ニンジン(100万円)をぶらさげるような行為」、「市独自の教育施策を小中学校が一枚岩で進めているのに、特定の学校にだけご褒美を渡されると足並みが乱れる」「教職員の配置を増やして、ゆとりを持って子どもと向き合える環境作りに予算をかけるべき」等の声が一斉に上がっている。

 市長の見解は。

【答】
 今後、県からの詳細な説明等を見せていただいて判断する。

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入札への議員の圧力

【質問】入札への議員の圧力はなかったか
【答弁】入札は適正であった

【質】
 新ごみ処理施設の管理委託業務の入札について、昨年の9月議会、12月議会にわたって、特定議員の圧力ととれる発言があった。「美作とか近隣の市町村じゃその業者は悪いというて排除されとります」「いつ議員に相談があったんだ」「○○に決定したら中止させる」「○○は私に業者間で議員が反対しておると、しておるからむずかしいんじゃ、こういう圧力がかかって。そんな業者を指名競争入札へ入れるんじゃねえでしょうね」など業者名を挙げて、執拗に排除させるよう発言して、結果はそのとおりになっている。入札は議員が口をはさむようにはなっていないし、業者名を挙げて誹謗中傷し、入札へ入れるな等、本会議場で発言すること事態問題です。深刻なのは、結果がその議員の思うようになったことです。入札への議員の圧力はなかったのか。

【答】
 入札、契約の提言には該当しないと判断しており、適正な執行である。

【質】
 市の作成している管理委託業務の仕様書では、「保守点検業務」は建設メーカーを呼んで行うことになっている。市の見積もりは約1800万円だが、業者の見積もりは約200万円台。9分の1の低価格で、仕様書通りの業務ができるのか。また「業務管理費」「技術経費」「清掃料」等は市の見積もりは約440万円、640万円、230万円なのに、業者は0円である。大手の県外業者が0円で受ける入札では、地元業者が排除されます。地域経済にとってこれでいいと思うのか。

【答】
 業者の経営努力の結果である。今後は低価格入札調査制度を検討する。

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誓願・発議・動議

今回は発議、動議が多く、主なものついて概要を報告します。

【請願】
『特定秘密保護法の廃止を求める請願』→ 否決されてしまいました。

 憲法の知る権利をはじめ、国民主権の民主主義が破壊されてしまう危険な法律  なので、私は請願に賛成しましたが賛成少数で否決されました。

【発議】
「従軍慰安婦」問題の「河野談話」を再検証し、新たな談話の発表を政府に求める意見書→否決

 私はもちろん反対しました。議事録に詳しく反対討論していますので、各図書館にある「3月議会議事録」をご覧下さい。

※インターネットからも議事録を見ることができます。赤磐市議会本会議議事録から「平成26年3月第1回定例会」を選びP.524~528を参照して下さい。

【動議】
いわゆる100条委員会の正当性を検証することを求める動議 →否決

 私はもちろん反対しています。この動議を提出した議員は100条委員会の報告書すら読んでもおらず、私怨、憎しみ、偏見などと根拠のない理由を挙げ、100条委員会の役割、結果を軽視する動議の内容になっています。こちらも、各図書館にある「3月議会議事録」をご覧下さい。

※インターネットからも議事録を見ることができます。赤磐市議会本会議議事録から「平成26年3月第1回定例会」を選びP.530~536を参照して下さい。

【動議】
佐々木議員の本会議場での態度について、猛省を促すと共に誠実に反省し、議会への謝罪を求める動議(提出者:原田)→否決

 3月10日、本会議場で佐々木議員は議会会議規則第55条1項、2項、3項および第58条第2項並びに地方自治法第129条に基づいて、議長から発言の注意を受けたにもかかわらず、「したらいいが」と居直った。結果議長が「発言の禁止」を命じた。休息中も正副議長からの話し合いに応じず「気に入らない」と事務局へメモを残して、議会中にもかかわらず帰ってしまった。

 議員の責務を放棄し、議会を侮辱する行為であり、言語道断である。自ら反省し、議会への謝罪をするよう求める。

【結果】
 なんと議会の開会早々、佐々木議員は「議長の解任を求める不信任動議を提出」しました。もちろん動議は否決された。その後私の提出した動議も、なんと賛成少数で否決されました。議会終了時に議長が「議会の混乱を招きお詫びする」と謝罪した後、当の佐々木議員が「大人げなく議場を無責任に退席し、皆さまにお詫びする」と謝罪した。私は議長の謝罪が今後の慣例になることが心配です。

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そよかぜバックナンバー

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12月議会「TPP参加に反対する意見書」は門前払いに!

2010年1月に吉井地域の2件の土地売買をめぐって市長が職員の告訴に踏み切り、それを受けて議会は自治法にもとづき100条委員会を立ち上げたのを受けて、市民の有志が立ち上がりました。「赤磐市議会の正常化を目指す会」として議会傍聴、住民監査請求、情報公開など市民の権利を駆使して活動されています。さらに活動の報告や、議会の様子を載せた「赤磐の新しい風」ニュースは市民による手作りのチラシですが、内容はしっかり裏付けをとり、勉強されている記事です。ぜひ多くのみなさんに読んでいただきたいと思います。

●赤磐の新しい風(PDFファイル)
  第1号(2011年2月)≫ 1.29MB
  第2号(2011年3月)≫ 1.36MB
  第3号(2011年4月)≫ 1.41MB
  第4号(2011年5月)≫ 1.35MB
  第5号(2011年6月)≫ 1.41MB
  第6号(2011年8月)≫ 1.48MB
  第7号(2011年9月)≫ 1.46MB
  第8号(2012年6月)≫ 1.56MB
  第9号(2012年9月)≫ 1.67MB
  第10号(2012年11月)≫ 0.486MB

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