原田そよ後援会

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原田そよ後援会

 今年は全国的に大型寒波にみまわれて、北日本は大雪による影響が深刻です。ここ数年「異常気象」がこれほど頻繁に言われる中、大地震の頻発期が重なっているという専門家の指摘が緊張感を高めます。

原田そよ

 いつどこで起きてもおかしくない大型地震を前に、原発が次々と再稼働されるのは理不尽の一言に尽きます。まだ4年も経っていない福島原発事故の放射能汚染の対応も不十分の中、「経済」のために再稼働を進めるという神経が理解できません。今後何十年、何百年をかけても被曝した人びとの健康、ふるさとの海や川、大地は元に戻せないのです。

 「豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活をしていることが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失であると裁判所は考えている」と2014・5・21の福井地裁は大飯原発の運転停止を命じています。

 2月3日には「福島原発おかやま訴訟」の第1回口頭弁論があり、傍聴に駆けつけました。なんと裁判所の前には100人を超える傍聴者が待っていました。私の番号は144番。200人ほどの人たちが集まっていたのでしょう。幸い抽選で傍聴券を得られ、中に入りました。福島から避難してきた2人の女性が、子どもを抱え放射能から逃れる事故直後から、岡山に到着するまでの困難と、ふるさとである家、畑、親戚、友人、を喪失した無念の思いを切々と語りました。 人は学ぶことができるのです。何を学ぶのか問われています。

そよかぜ75号

そよかぜ 79号 目次

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 月議会の案内

▼赤磐市3月議会の予定 【開始時間はすべて午前10時〜】

  • 2/27(金) 本会議 (議案の上程)
  • 3/2(月) 本会議 (議案の上程)
  • 3/3(火) 本会議 (一般質問)
  • 3/4(水) 本会議 (一般質問)
  • 3/9(月) 本会議 (質疑・委員会付託)
  • 3/11(水) 厚生常任委員会
  • 3/12(木) 産業建設常任委員会
  • 3/13(金) 総務文教常任委員会
  • 3/20(金) 本会議 (委員長報告・質疑・討論・採決)

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議会報告 議会報告

▼原田の質問

市長は、図書館の「民間への指定管理者制度の導入」を図書館協議会に検討させています。財政負担の軽減を目的に協議をしているということですが。

【答弁】

指定管理によりサービス向上と人件費削減で266万4,000円の費用効果を上げている。人件費の5%程度の積算である。

▼原田の質問

協議会の傍聴や、協議会の視察結果を読んでみて、各地の図書館の指定管理者制度には、共通の問題点があることがわかりました。

有能な司書や、経験のある専門職員がいない図書館の場合、民間に委託しているようです。県内では県立図書館が施設管理のみの委託をしているだけで、県内の図書館では今のところ指定管理はありません。スタッフの能力もしくは数の確保などができない図書館が、やむを得ず指定管理に出しているというのが実情です。

そういう事情のため、指定管理を止めて基の市の直営に戻している図書館もかなりあります。理由の主なものは「経費での効果が無かった」「複合施設や各分館との連携など、一体的管理に戻す必要があった」「効率性やコスト面で十分な効果がなかった」などです。

【答弁】

図書館の運営方針の実現を目指し、慎重に調査研究中です。

 

▼原田の質問

どういう図書館を目指すのか、については協議会の小・中学校、保育園・幼稚園の代表委員から、図書館職員の精力的活動に感謝の言葉が多く語られています。事実県内のなかでも高い評価を得ています。まさにこれこそが目指す図書館ではないでしょうか。

印象深かったのは佐賀市立東与賀町の図書館は直営に変更されたいきさつに、佐賀市議会で教育委員長が「図書館は他の施設と異なり、司書の専門性の蓄積や図書収集など教育、文化の発展という機能を発揮するためには直営の必要がある」と答弁されています。

また志高く仕事に取り組んでいる職員にとって、今回の指定管理の検討はモチベーションをさげることにならないか心配です。なぜならどれだけ努力しても、財政改革で運営費の削減を理由に議論されることは、職員として無力であるからです。

【答弁】

図書館に対して誇りを持っている。職員のモチベーションも高い。それらを含めて慎重に調査研究していく。

議会報告  

【答弁】

「北部地域医療懇談会」は赤坂北部地域と吉井地域の医療体制について地域住民の声を反映させて充実していくための会議です。2月の会議で最終回として当面の計画をまとめるということですが、今後の計画の中身である「P(計画)D(実行)C(評価)A(改善)」について聞きます。

【答弁】

長期計画と早急に実施できるものは実施しながら、継続して「PDCA」サイクルを回していく。

《【回答になっていません】》

▼原田の質問

診療所の耐震診断はしているのか。

【答弁】

耐震診断はしていない。できるだけ早い時期に実施する。

▼原田の質問

診療所は「土石流危険指定地域」 に指定されているが防災上早急に対応するべきだが。

【答弁】

岡山県の調査を検証し、方向性を出したい。

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議会報告

 会の名称「消えてたまるか中山間」に惹かれて会場の県立図書館に行ってきました。主催は、美作市上山の棚田で棚田再生を中心に楽しい活動に取り組まれている西口和雄さんと、かのさと体験観光協会事務局長仲田芳人さんのお二人。会の趣旨は「中山間地域に住む者自らが立ち、異地域、異年齢、異業の人びとに呼びかけ、中山間地域の魅力と可能性を語り合い、地域を越えて人や組織等とつながりながら、中山間地域の明日を切り開く方向をさぐる!」です。

 西口さんと仲田さんの軽妙な掛け合いトークで、「キーワード」と称するカードが次々と出てきて、そのキーワードについて会場の参加者でやりとりするというユニークな運営の仕方でした。キーワードには《自立、非効率、世界正福、業を兼ねる、地域の翻訳家、死ぬ気でかかってこんかい、人材育成…》

 岡山県や岡山市など行政職員の参加もありました。県議や市議会議員もちらほらいました。あとは各地で地域の活性化に取り組んだり、関心を持つ若い人たちで、100人くらいの参加者で活気に満ちていました。

 私は補助金制度の功罪について意見を求められました。結局行政からの補助金は、出たときだけの一過性の事業に終わってしまうリスクがあることを自覚して活用しないと、いつまでも自立できない活動になってしまう。これからの活動は収益を上げながら活動できるやり方が求められているのではないかと発言しました。

 農文協の人からは、「今、茶碗一杯分のご飯はいくらか知ってますか」という問いかけがあり盛り上がりました。正解は17円だそうです。(ハーゲンダッツアイスの一さじと同じとか)あっという間の3時間で、参加者全員で写真撮影して終了しました。


議会報告

 2月18日の山陽新聞で紹介されていましたが、憲法解釈変更による集団的自衛権行使の容認に反対する「戦争をさせない1000人委員会岡山」が発足したのを受けて、昨年の12月25日に赤磐市でも市民の会ができています。7月をめどにこれから安全保障関連の法案が出されるのに併せて、全国一斉の署名運動が始まります。

 戦後70年余平和憲法によって、世界でも希な戦争が無い国を堅持することができています。集団的自衛権の拡大解釈によって世界に自衛隊員が武器を持って出ていくことだけは止めさせなくてはなりません。署名にご協力をお願いします。

署名用紙(PDF文書1.74MB)≫

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そよかぜバックナンバー

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12月議会「TPP参加に反対する意見書」は門前払いに!

2010年1月に吉井地域の2件の土地売買をめぐって市長が職員の告訴に踏み切り、それを受けて議会は自治法にもとづき100条委員会を立ち上げたのを受けて、市民の有志が立ち上がりました。「赤磐市議会の正常化を目指す会」として議会傍聴、住民監査請求、情報公開など市民の権利を駆使して活動されています。さらに活動の報告や、議会の様子を載せた「赤磐の新しい風」ニュースは市民による手作りのチラシですが、内容はしっかり裏付けをとり、勉強されている記事です。ぜひ多くのみなさんに読んでいただきたいと思います。

●赤磐の新しい風(PDFファイル)
  第1号(2011年2月)≫ 1.29MB
  第2号(2011年3月)≫ 1.36MB
  第3号(2011年4月)≫ 1.41MB
  第4号(2011年5月)≫ 1.35MB
  第5号(2011年6月)≫ 1.41MB
  第6号(2011年8月)≫ 1.48MB
  第7号(2011年9月)≫ 1.46MB
  第8号(2012年6月)≫ 1.56MB
  第9号(2012年9月)≫ 1.67MB
  第10号(2012年11月)≫ 0.486MB

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