松竹映画について、三つの質問をしました
▼質問A
製作協賛金の収集(5,400万円)を行う実行委員会の法律的な責任はどうなっているのか?
▼質問B
実行委員会に備前県民局の局長が副委員長になっているが、県が映画の協賛金を集めるのか?
▼質問C
各委員会の公開・傍聴・議事録開示はどうなるのか?
以上について質問しましたが、市長は部下の書いた問答書を読み上げるばかりで、具体的な質問に答えません。市長、副市長、部長と3人もいるにもかかわらず、私の質問を聞いていなかったようです。市長は議長に「反問権を行使する」と言って私に「もう一度質問をお願いする」と発言しました。私は「ハア?」「反問権」※て聞いてなかったからもう一度お願いします、という時に使う権利だと思っているのですか?
おまけに金谷議長はこのやりとりの時間を議員の質問権の30分間を確保すべきにもかかわらず、時計を止めませんでした。このとき時計はすでに残り16分。もう一度頭から質問をすれば、再質問、再々質問の時間がなくなります。私は再三金谷議長に時計を止めるように申し入れるも無視。質問を聞いていない市長も市長なら、議員の発言権を守らない議長も議長です。議場は騒然。一旦休憩するも、その後も金谷議長は時計は止めず質問を繰り返せと言うばかり。私は「赤磐市議会は2度も質問しなきゃいけないようになっているんですか?」と叫びました。このときばかりは本当に腹立たしい限りでした。
※反問権とは
「市長や職員が議長の許可により、議員の質問に対して論点・争点を明確にするために反問することができる権利」
▼Aの答弁
現在協賛金の支払い方法とか支払い時期について協議をしている。もうしばらくかかる。
▼Bの答弁
原田が 5月7日に備前県民局へ行って担当課長に「局長が実行委員会の副委員長になっているが、県は協賛金を集める気があるのか」と聞きました。答は「金を集めることはしなくていいので、名前を連ねて下さいと言われたので入りました」というものでした。私は「実行委員会の規約には映画の製作協賛金5,400万円集めると謳ってある以上、名前だけ貸してくれと言われたから、というのは常識として通用しません。そもそも県民局長がお金の責任の及ぶようなところに名前を連ねることはいささか問題があると思いますが。」と言ったのですが。問題はそれでは他の8人の実行委員はしっかり協賛金を集めて来るのでしょうか。という質問に市長は「県民局は公的機関ですから言い方が少し変わります」「他の委員さんは目的をはっきり伝えている」これだけです。Aの質問とも重なるのですが、万一5,400万円が集まらず、松竹やエネットから訴訟を起こされた際、実行委員会に名前を連ねている各業者さんたちは債務負担を負う可能性が生じます。実行委員に副市長も入っているので赤磐市も対象になります。
▼Cの答弁
原田は「実行委員会は市長が立ち上げて、副市長が委員であり市民の税金が投入されている事業です。松竹やエネットの事業ではない。市民の知る権利は当然ある。」と言うと市長は「各委員会は特段の規定は設けていないので非公開とする」と答えた後もう一度「非公開を前提で、同意も得られないので非公開とする」とニュアンスの違う答でした。税金を使っている事業で非公開にできる事情はありません。
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【質問】 学童クラブ支援員の処遇の予算
国は昨年度から1施設あたり156万円支援員の手当を予算化しています。3月の時点で担当者に資料を渡しています。市も学童クラブの設置条例を作っていますが、支援員には9項目にわたって資格をもとめていますが、それだけ求める支援員の処遇はどうかといいますと、年間150万円の収入です。世間でいう貧困は年収200万円以下ですが、それ以下の収入です。その上失業手当、社会保険など福利厚生はゼロ。支援員は志高く子どもたちのためにと頑張ってくれるのですが、若い人たちには生活力が見通せない、将来ステップアップしていける展望もない。年配者は体力が続かないなど安定して仕事を継続できる職場になっていません。なぜ今年度予算を取らなかったのか。
▼答弁
4月1日に要項が届いたので、当初予算には入れていない。今後詳細に各クラブへ説明し、間に合えば補助金を受けたい。
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