原田そよ後援会

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紅葉、そして年賀状の季節に

原田そよ

 深まる秋に山々の紅葉が美しくなりました。今年も年賀状の季節となり、なにかと忙しい日々となります。どうぞ風邪などにご注意ください。

 9月議会では「100条委員会」(市町村の事務に関する調査権を規定した地方自治法第100条により議会の議決によって設置される特別委員会)と「北川議員の議員資格審査特別委員会」の2つの特別委員会が設置され、私は両方の委員会に入りました。市民の皆さんも傍聴に来てくれています。「議会の様子」を知る上で特別委員会の傍聴は有意義です。ぜひ一度傍聴においでください。

そよかぜ82号

そよかぜ 82号 目次

12
 月議会の案内

▼赤磐市12月議会の予定 【開始時間はすべて午前10時〜】

  • 11/27(金) 本会議 (議案の上程)
  • 12/1(火) 本会議 (議案の上程)
  • 12/2(水) 本会議 (一般質問)
  • 12/7(月) 本会議 (質疑、委員会付託)
  • 12/9(水) 本会議 本会議(厚生常任委員会)
  • 12/10(木) 本会議 (産業建設常任委員会)
  • 12/11(月) 本会議(総務文教常任委員会)
  • 12/18(金) 本会議(委員長報告、質疑、討論、採決)

☆「北川議員の議員資格審査特別委員会」11月16日(月)午前10時〜

☆「100条委員会」11月20日の議会運営委員会で日程が決定しますので、議会事務局へお問い合わせください。( 議会事務局 086-955-2945)

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一般質問 学力向上にタブレット学習は有効か?

【質問】
市の指名業者へ副市長が映画製作実行委員会の委員として協賛金5400万円を集めていると発言されているが、法的に問題がある。 「地方財政法4条の5」では自治体が寄付金を住民に求めることは慎みなさいとある。また「昭和23年1月20日閣議決定」では官庁自身はもとより後援団体の場合も寄付金の募集は厳にこれを禁止するとなっている。

【答弁】
指名業者に協賛金のお願いをしたことで公平な競争が阻害されることは一切ない。副市長が協賛金の募集をしたり映画作成に関与、協力することは市の業務であり、違法性はない。

【質問】
「強制的でないから違法でない」とは理由にならない。業者と市役所の力関係は寄付をするかしないかで、今後の入札に影響しないと思う人はいない。これが社会の常識である。「職員倫理規定」にも入札業者への寄付行為は禁止となっている。 

【答弁】
市の公益のためであり、違反とはならない。

【質問】
副市長の立場にありながら「天地神明に誓って入札は公正公平にやります」と答弁しているが、行政は法律や規則に従って事業を行うものである。「信じてください」が通用するのか。

【答弁】
法律や職員倫理規定の本分を心してコンプライアンス遵守に努める。

「職員倫理規定」とは

 目的は…職務の執行の公正さに対する市民の疑惑や不信を抱くような行為の防止を図り、もって公務に対する市民の信頼を確保することを目的とする。

 第4条の利害関係者とは入札業者等であり、第5条の禁止行為の規定では入札業者から金銭、物品をうけることは禁止すると謳われています。

 市長の答弁を聞いていると、社会常識とか社会通念からかけ離れた認識の持ち主と思わざるを得ません。「公益」だから職員倫理規定に違反しないと言われますが、誰が「公益」だと認めるのですか。市長の私が認めたら「公益」になるのですか。規定や条例は市長が思ったとおりに解釈できるのであれば今後倫理規定は何の意味も無くなります。みんな市長の顔色をうかがい「公益」のためだと市長が言うのなら「なんでも有り」の無法地帯の赤磐市になるということが、わからないのでしょうか。大変深刻な発言をしているということに気がつかない!という深刻な事態です。

学力向上にタブレット学習は有効か?

【質問】
 先進地と言われる学校へ視察に行って驚きました。タブレットを使い教室に置かれたテレビ画面に子どもたちのタブレット画面が映し出されていくのですが、教師と生徒の楽しいやりとりや盛り上がる授業とは正反対でした。生徒はただひたすらタブレットに向かい、教師はテレビ画面上に表示される子どものタブレットの情報を操作するという異様な光景で、ショックを受けました。

 現在学校現場ではスマートフォン使用について深刻な問題を抱えているのに授業でもタブレットに向き合って授業する環境が本来の子どもにとって魅力ある教育になっているのでしょうか。多額の費用をかけてタブレットを配ることが、子どもたちの学習意欲を引き出すことになっていないことに気づくべきではないですか。

【回答】
 タブレットは児童の補充学習を支援する道具として活用している。基礎、基本の確実な定着を目指している。一律に配布するのではなく必要な学校、学級に導入する。

【質問】
子どもたちの湧き上がる学ぶ意欲や、学校の中で教職員が一丸となって当面の課題に共通認識を持って取り組める環境があるのか、地域の人たちや保護者との連携がうまくいっているのか、そういう一つ一つをきちんと立て直し、構築しているかどうかを見極めていただく力を教育委員会には持っていただきたい。電子機器に振り回されない子どもたちの学習環境が必要です。

また教師にとっても大変なストレスだろうと思いました。8月の1ヶ月間で教職員の様々な事件が5人も集中したことは、教師が過酷なストレスの中に置かれていることが要因にもなっていると推察できます。

【回答】
子どもと向き合うためには、今ある様々な取り組みで何が大事か、教師と児童の温かい人間関係を基礎とし、児童の意欲を高めていくことが重要です。教師の負担は無いように教科書に合わせた練習問題がはいっている。

決算特別委員会で初の不認定

 平成26年度の決算特別委員会は7人の委員中、委員長をのぞく6人で採決した結果4人が反対され赤磐市初の決算が認定されないという重い結果になりました。反対に至った要因は映画製作に係る経費の詳細、職員の出張費をはじめ製作実行委員会と市役所との経費の明細など、市長は「不明朗なことは一切無い」と胸をはるのですが、説明を求めると、松竹やエネットとの守秘義務があるので答えられないと説明責任を果たしません。昨1年間の事業の決算を市長が説明責任を果たせない答弁では委員会の責任として認定することはできませんでした。

 私はあらかじめ金谷議長に決算特別委員会の委員長として「本会議で賛否同数になった場合、あくまで決算特別委員会の決定を重く受け止めて委員会の決定を尊重していただきたい」と申し入れまでしていました。しかし本会議の採決で、賛否同数になり議長裁決の時、金谷議長は「認定する」と委員会決定を認めませんでした。

 本来議会の運営は各委員会に付託しながら様々な案件を審議しています。当然付託された委員会の決定は重いものです。3月議会の請願の裁決時にも賛否同数になったとき金谷議長は「委員会の決定を尊重する」と委員会の決定を支持しています。今回の委員会決定を無視する行為は、議会の正常な運営に水を差すものです。

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地域住民自主組織視察ツアー

 11月6日〜7日、市民活動支援センターどんぶらこ主催の島根県雲南市の「地域住民自主組織視察ツアー」に参加してきました。

 もののけ姫で有名になった、たたら製鉄所の見学は迫力があり素晴らしかったです。栗の木の皮で屋根を葺いているのですが、学校の体育館ほどの建物の大屋根が美しく、鉄を溶かす炉の構造の説明では、その当時の技術の高さに驚かされました。町並みも文化財に指定されていて、当時の様子がきちんと保存されていました。住民の協力で支えられていることが伝わってきました。

その後宿となる入間交流センターに移動しました。ここは入間小学校の廃校により宿泊施設に改装され今風のおしゃれな宿泊施設でした。

 入間コミュニテー協議会の会長から活動についてお聞きしました。高齢化率が50%近く、人口の減少を食い止めるための取り組みに励んでいる。雲南市で、自主組織づくりの運動の拠点として、早稲田大学のゼミの学生が宿舎として活用してくれるようになったおかげで、毎年行う地域の事業に学生たちも参加してくれている。食事は地域の女性たちがボランティアで献立から調理まで50食以上でも対応できるようになった、等。 翌日は「地域自主組織取り組発表会」に参加させていただきました。市内17団体から5分間で取り組み報告がありました。この活動の仕掛け人である川北秀人さんが審査委員で、司会もこなされていました。各組織の創意工夫された活動は参考になりました。また予算化されている事業ということで、行政側の位置づけや、関係などを知りたかったのですが、聞く機会がなかったのが残念でした。また調査してみたいと思いました。

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そよかぜバックナンバー

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12月議会「TPP参加に反対する意見書」は門前払いに!

2010年1月に吉井地域の2件の土地売買をめぐって市長が職員の告訴に踏み切り、それを受けて議会は自治法にもとづき100条委員会を立ち上げたのを受けて、市民の有志が立ち上がりました。「赤磐市議会の正常化を目指す会」として議会傍聴、住民監査請求、情報公開など市民の権利を駆使して活動されています。さらに活動の報告や、議会の様子を載せた「赤磐の新しい風」ニュースは市民による手作りのチラシですが、内容はしっかり裏付けをとり、勉強されている記事です。ぜひ多くのみなさんに読んでいただきたいと思います。

●赤磐の新しい風(PDFファイル)
  第1号(2011年2月)≫ 1.29MB
  第2号(2011年3月)≫ 1.36MB
  第3号(2011年4月)≫ 1.41MB
  第4号(2011年5月)≫ 1.35MB
  第5号(2011年6月)≫ 1.41MB
  第6号(2011年8月)≫ 1.48MB
  第7号(2011年9月)≫ 1.46MB
  第8号(2012年6月)≫ 1.56MB
  第9号(2012年9月)≫ 1.67MB
  第10号(2012年11月)≫ 0.486MB

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