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「みつめて みとめて あなたと私」〜多様性とは〜 をテーマに今年の日本女性会議は秋田市で開催されました。秋田県は、高齢化率1位、出生率47位、人口減少率1位、自殺率1位と深刻な課題を抱えていると知りました。一方NHKの受信料の支払いは全国1位だそうです。大会委員長の秋田大学教授の中村順子さんは、「さまざまな思いや考え方の違いを尊重して受け入れ、性別や年齢、職業、国籍、障がいなどを超えて、多様性を認め合う社会を創っていくことへの思いを込めました」と大会の意義を話されました。 私は子どもの貧困の分科会と、シンポジウム「生活の場から『多様性』を考えよう」に参加しました。
◆分科会 「貧困」
現在、ひとり親世帯の半数以上が貧困に直面しています。貧困は経済的貧困が注目されますが、関係性の貧困や、知識の貧困、精神疾患も要因として複雑に絡み合っています。多様な支援のありかたについて、3人のパネラーから発言がありました。そのうちの1人であるNPO法人あきた子どもネット理事の田中博子さんは、秋田市内5カ所の交流施設を会場に「子ども食堂」を開催されています。月1〜2回ボランティアタッフで運営しているそうですが、費用は、各種助成金事業に応募してかろうじてつなげているということです。また、対象である子どもとの接点をとることの困難についても苦労しているそうです。まさに赤磐市の「子どもの家」が抱える困難、課題と同じでした。会場からも同様な苦労話が出ていました。
「子どもの貧困法」はできましたが、安倍首相は、地域のボランティアによる「子ども食堂」の運営などで改善されているかのような発言をしています。政治の問題を棚に上げて、市民力、地域力を持ち上げて必要な政策を放棄しています。赤磐市にも同様な問題があります。会場の参加者に「子どもの家」のリーフレットを配ると、90人余の参加者が持って帰りました。
◆シンポジウム「生活の場から『多様性』を考えよう」
すべての人が自分らしく生き、暮らすことができる社会には「自分も大切、あなたも大切」を基本とした行動と、「あなたの主張もきちんと聞きます。私も自分の考えをしっかりと伝えます。」というコミュニケーション力が求められます。「ケアリング=気づかいあう」社会を目指そうをテーマに4人のパネラーが現在の取り組みや、経験を語り合いました。シンポジストの1人秋山正子さんは、NHKの「プロフェッショナルー仕事の流儀」で在宅ホスピスケアに取り組む訪問看護師として出演されています。高齢化の進む大型団地に「暮らしの保健室」を開設し、住民の交流、健康管理、により孤独化させない取り組みが注目されています。また癌患者と家族のために新しい相談支援の形である英国方式の「マギーズ東京」を10月にオープンし、市ヶ谷のマザーテレサの異名をもち、住民の健康や、看護に関する相談に応じているそうです。
ケアリングマインド=気づかいあう双方向の関わり方が必要であり、自分の力を発揮できる場がたくさんあること、マッチングするサポート、そして多様性を認めることに心がける。「ヨケイナオセワでなく偉大なおせっかい」をしていこう!
◆エクスカーション
劇団わらび座ミュージカル 「ハルらんらん♪和崎ハルでございます」を観劇しました。(婦人参政権70周年の2016年、秋田県初の女性代議士和崎ハルの舞台化)
時代は明治半ば、高等女学校1期生で少女時代を過ごし、陸軍少尉と結婚し、5人の子どもと姑を抱え夫が若くして病死。そこから秋田初の美容院の経営で一家を支える。芸者のための学校も立ち上げ、困っている女性たちの相談に乗るなどして女性たちから慕われていた。あるとき市内で大火が起き、遊郭の女性たちが悲惨な死を遂げる。「貧しさから女性たちが身を売るしかないなんて、あってはならない」と女性の人権、解放運動へ進む。後に市川房枝を知り婦選運動に傾倒。昭和5年婦選獲得同盟秋田支部を結成して活躍、秋田県は1930年代初め「日本一の婦選県」といわれ、女性参政権が認められた第22回衆議院総選挙で秋田初の女性代議士としてトップ当選する。
ミュージカル仕立てなので、楽しくおかしく、それでいて女性に対する弾圧に果敢に立ち向かうハルさんの姿にスカッとする爽快感と感動で、会場の女性たちはみんな涙涙でした。久しぶりに、感動の涙を流しました。
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▼質問
市長の選挙公約は「安心、すこやか、赤磐市」と言われていますが、赤坂地域の下水処理対策は、合併後14年間計画もないまま放置されています。これで「安心、すこやかな赤坂地域」と言えるのでしょうか。4年前の市長選挙では「赤坂地域の公共下水道は速やかに着手する」と公約されました。これでは赤磐市の一体感どころか格差であり不公平です。
▼答弁
現在の事業量を維持しながら整備を実施していく。建設コスト削減など財政負担が過度にならないように計画的に行う。
▼質問
赤坂のような山間地域や、高齢者の一人暮らし世帯にとって公共下水道をつなぐ!など今時そんな計画は無謀です。公共で管理する合併浄化槽であれば、計画さえできればすぐに工事に着手できます。
▼答弁
合併浄化槽は公共下水道と比較して財源に隔たりがある。国の補助は個別の合併浄化槽に特化した事業である。平成32年度(4年後)度以降に東窪田に下水の幹線を延ばし、東窪田、町苅田の集中する地域に公共下水道を整備したい。
▼質問
赤坂地域をバカにしているのですか?
早急に整備すると言うのが、あとさらに10年先のことです。誰が市長をしているのかもわかりません。無責任な姿勢に怒りを覚えます。
そもそも赤坂地域に公共下水道は不要です。どれだけの世帯が接続できるのか。合併浄化槽を公共でやっているところは全国のみならず、県内でもあります。中山間地域に公共下水道をつけるという時代は終わっています。今は下水道の耐用年数がきたので、大がかりな付け替え工事が財政を圧迫している自治対がいっぱいあります。合併浄化槽でしたら、個々の家単位での工事になるので、財政への大がかりな負担も公共下水より格段に小さくなると言われています。
▼答弁
合併浄化槽の維持管理を公設でする事例を私は知らない。山陽地域もまだなので、東窪田への公共下水道の延伸計画を平成32年度以降と伝えている。
★市長は公共下水について専門家だと自負していますが、合併浄化槽については何も知らないとは、驚きました。同じ生活環境の向上にとって欠かせない下水処理事業であるのに、公設の合併浄化槽の存在を「私は知らない」とおっしゃるのにはビックリしました。9月議会終了後市長から「合併浄化槽の公設について、知っているならおしえて欲しい」と言われたので、合併浄化槽について以前の議会で用意したレポートを全文お渡ししています。その後2ヶ月以上過ぎましたが、市長からは読んだ感想どころか、「ありがとう」の一言もいただいていません。大人としてどうなんでしょうね。
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